観光庁の調査によると、訪日外国人の利用が多い全国の鉄道、バス、空港ビル事業者計129社のうち、災害時に多言語のウェブサイトで情報提供する態勢を整えているのは31%にとどまることが分かった。観光、就労を含め訪日外国人が増え続ける中、緊急・災害時に滞在外国人への情報提供態勢にまだまだ課題が多いことが浮き彫りになった。訪日外国人の非常時における安全・安心の確保に向け、環境整備を急ぐ。
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大阪初の自動運転バス 公道で実証実験、来年度実用化目指す
大阪シティバス、大阪メトロは12月16日、自動運転バスの来年度中の実用化を目指し、大阪では初めて北区のグランフロント大阪の周辺の公道で実証実験を行った。自動運転バスはフランスの企業が開発した全長5mほどの15人乗りで、運転席もハンドルも設置されていないが、車体の上部や側面に搭載されたGPSやセンサーなどを使って数cm単位で位置を把握でき、あらかじめ設定されたルートを完全に自動で走行できるという。今回は障害物を設置したおよそ600mのコースを時速10kmほどで走行し、途中で人が飛び出した場合や前方で車が停止した場合に、センサーが検知してうまく停止できるかを確認していた。12月末から夢洲の公道で実証実験を重ねたうえで、大阪の湾岸エリアを中心に4つの路線で来年度中の実用化を目指すとしている。