大本命馬ドウデュースの直前での出走取消で混戦模様となった競馬・第69回有馬記念(2500m芝、G1,15頭出走)は12月22日、千葉県船橋市の中山競馬場で行われ、5番人気のレガレイラ(戸崎圭太騎乗)が10番人気のダービー馬、シャフリヤールとのゴール前の競り合いを鼻差制し、2分31秒8で2度目のG1を制覇した。1着賞金5億円を獲得した。3歳牝馬の優勝は1960年のスターロッチ以来、64年ぶり2頭目の快挙。
レガレイラは、クラシックレースでは3歳牝馬路線(桜花賞、オークス、秋華賞)ではなく、皐月賞、日本ダービー、菊花賞の牡馬との対決路線を選んだ。陣営がそれだけの実力がある”器”と見込んだ。果敢な挑戦の好結果は出なかったが、年長のG1馬が顔を揃えた今年の最終戦で、実力を証明してみせた。戸崎騎手、木村哲也調教師(美浦)はともに有馬記念2勝目。
最内枠から逃げたダノンデサイルが3着。1番人気に支持されたアーバンシックは6着に終わった。
全国高校駅伝 佐久長聖, 長野東V 長野県勢男女同時優勝
自民大阪府連 新会長に青山氏選出 議席奪還へ再建託す
23年度公立校の教員「心の病」で休職7,119人 3年連続最多
「防災庁」創設へ推進閣僚会議の初会合 議論本格化
個人金融資産 9月末時点で2.8%増の2,179兆円 日銀
11月の貿易赤字1,176億円に縮小 輸出額 過去最高
渡辺恒雄氏死去 98歳 読売新聞主筆 各界に影響力
「検察なめんなよ」大阪地検捜査 最高検「不適正」と認定
大阪地裁で12月20日、2019年、学校法人の土地取引を巡る横領事件で当時、捜査を担当した大阪地検特捜部の検事が机をたたき「検察なめんなよ」などと怒鳴りつけ、強い口調で迫る録音・録画データ(約17時間50分)が法廷で再生され、衝撃が広がっている。この取り調べについて、大阪地検は最高検察庁監察指導部から「不適正」と認定されたことを明らかにした。
この訴訟の原告は、プレサンスコーポレーションの元社長の山岸忍氏(61)。山岸氏はこの事件で、業務上横領罪で逮捕・起訴されたが、無罪が確定している。山岸氏は大阪地検特捜部の田淵大輔検事が、山岸氏の元部下に対し、違法な取り調べがあったとして国に損害賠償を求めている。