パナソニックHD PASの協業でアポロと基本合意書を締結

パナソニックホールディングス(HD)は11月17日、アポログローバルマネジメントインク(以下、アポロ)と自動車部品を手掛けるパナソニックオートモーティブシステムズ(以下、PAS)の事業に関して両社が共同パートナーになることに合意し、基本合意書を締結したと発表した。
今回の合意に基づく取引が実現すれば、パナソニックHDが現在100%保有するPASの株式の一部を、アポロが投資助言を行うファンドが取得し、PASはパナソニックHDの持分法適用会社となる予定。今後2024年3月末までの正式契約を目指し、詳細競技していく。PASは2022年度の売上高1兆2,975億円、国内外61拠点、従業員約3万人のグローバル企業。

塩野義 12月よりストリーム・アイが在宅緩和ケア支援サービス

塩野義製薬(本社:大阪市中央区)は11月16日、エムスリー(本社:東京都港区)との合弁会社、ストリーム・アイ(本社:大阪市中央区)が12月より、在宅緩和ケア支援新規サービス「Home Care Base」を国内で開始すると発表した。これはデジタルプラットフォームを活用した在宅医療提供における医療従事者向けの支援サービス。在宅での緩和ケアに携わる医師、薬剤師、看護師が直面する複雑な課題に対して、緩和ケアの専門家が適切なアドバイスと解決策を提供する。

東京理科大とユーグレナ トマトジュースでユーグレナを培養

東京理科大とユーグレナの研究グループは11月16日、食品として注目されるユーグレナの培養方法について研究を行い、市販のトマトジュースを水で希釈し、ユーグレナの生育に必須のビタミン2種(ビタミンB1、ビタミン12)を添加したのみの培地で、従来の培地と同じくらい良好にユーグレナを培養できることを見出したと発表した。
ユーグレナ含有食品の製造には、培養をはじめ多くの工程が必要。そこで今回の研究では、ユーグレナ含有食品をより安価で簡単に製造する方法を開発するべく、ヒトがそのまま摂取できる飲料中でのユーグレナの培養法を検討した。その結果、13種類の飲料を試験したところ、トマトジュースがユーグレナの生育に最適であることが分かったもの。

GSIクレオス インド・ムンバイに現地法人設立 本格参入へ

GSIクレオス(本社:東京都港区)は11月16日、9日付でインド・ムンバイに現地法人を設立したと発表した。資本金は4,000万インドルピー。同社はインドで、ケミカル商材で10年にわたり現地エージェントと営業活動を続けてきた。しかし、今後さらにビジネスを拡大していくためには、現地における事業活動の拠点が必要不可欠と判断。今回、インド市場に本格参入することになった。

TOPPAN ベトナムのJOYFULと建装材事業で協業強化

TOPPANホールディングス(本社:東京都文京区)は11月16日、ベトナムの建装材印刷メーカー、JOYFUL Co.,Ltd.(本社:ドンナイ省ビエンホア市)と建装材事業のグローバル展開で、2023年7月に資本業務提携契約を締結。10月のベトナム当局による認可取得を経て、両社は11月から販売、マーケティング活動に相互協力など協業事業を本格的に開始すると発表した。
今回の協業契約により、両社は従来のデザインライセンス生産体制をさらに強化し、家具・インテリア部材用途の化粧紙・フィルムの生産・販売におけるビジネスパートナーとして、ASEANでのさらなる事業拡大を図っていく。

ANAグループ Air Japan24年2/22 成田ーソウル線就航 3/30まで

全日本空輸(ANA)は11月15日、グループのAir Japanが2024年2月22日より成田ーソウル(仁川)線に新規就航すると発表した。運航期間は2月22〜3月30日で、火・水・木・土・日曜日の週5便運航する。使用機材はボーイング787−8で324席(全席エコノミークラス)。片道運賃は最低価格8,000円から設定し、航空券は同日より販売開始した。

GMOインターネット デジタル化へモンゴル首都に現地法人設立

インフラ、広告、金融、暗号資産事業を展開するGMOインターネット(所在地:東京都渋谷区)は11月15日、モンゴルの首都ウランバートル市と、同都市をより安全にデジタル化された包括的な都市にすることを目的とした基本合意書(MOU)を14日に締結したと発表した。この方針に基づき、現地法人「GMO-Z.com Mongolia LLC」(所在地:モンゴル・ウランバートル市)を2024年1月に設立する予定。同現地法人は、GMOインターネットグループの海外拠点としては21カ国目となる。

大日本印刷 11/15よりインド限定の日本マンガ配信サービス開始

大日本印刷は11月15日、ファンタジスタと共同運営する海外向けマンガ配信サービス「Manga Planet(マンガプラネット)」のインド限定サービス「Manga Planet India」を同日より開始すると発表した。基本価格は月99インドルピー。インドの文化・風習を考慮した作品のラインアップや価格設定など、日本のマンガをインドのファンが一層楽しめるよう独自に設計している。

大日光・エンジ 中国無錫市の電子部品子会社が貿易子会社設立

大日光・エンジニアリング(本社:栃木県日光市)は11月15日、中国でEMS(プリント基板アッセンブリ)を手掛ける連結子会社の無錫栄志電子有限公司(本社所在地:無錫市)が、100%出資により電子部品の輸出取引を担う子会社(孫会社)「無錫栄志電子貿易有限公司」を設立すると発表した。新会社は12月20日設立予定で、電子部品のベトナム向け輸出取引を開始する。