住友生命 成育医療センターと子育て応援で実証実験

住友生命(本社:大阪市中央区)は9月15日、国立研究開発法人 国立成育医療研究センター(所在地:東京都世田谷区)と共同研究契約を締結し、家事育児を明るく活き活きとしたものにすることを目的とした、子育て応援サービスの実装に向けた実証実験を開始すると発表した。
このサービスを妊娠中から出産後まで継続的に使用することによるQOLの変化や、産後うつに対する改善効果を観察すること、このサービスの実装可能性について検討する。
今回の実証実験開始にあたり、協業先のトモイクとの連携を強化するため、CVC(コーポレートベンチャーキャピタル)ファンド「SUMISEI INNOVATION FUND」からトモイクへ出資した。

アイデム ベトナム・ハノイ工科大と協同教育で協定

総合人材情報サービスのアイデム(本社:東京都新宿区)は9月15日、展開するアイデムグローバルで、ベトナムの理工系トップクラスのハノイ工科大学との間で、2018年より実施している協同教育プログラムに関する協定を9月8日再締結し、5回目の調印式を同大学で執り行ったと発表した。
同プログラムは、日本企業で就業するために必要なスキルを持ち合わせた人材を育成するための講座。

バリュエンスHD インドネシア・メダン市に出店

ブランド品のリユース事業を手掛けるバリュエンスホールディングス(本社:東京都港区)は9月15日、ジャカルタ、スラバヤに次ぐインドネシア第3の都市、北スマトラ州メダン市にブランド品の買取専門店をオープンしたと発表した。
店舗はメダン市のシェアオフィス、Cradle Space内。同国ではジャカルタ、スラバヤ、バンドン、バリなどに続く11号店で、メダン市に出店するのは初めて。買取ジャンルは時計、バッグ、ジュエリーなど。

昭和電工マ 国内外で半導体銅張積層板の能力2倍に

昭和電工マテリアルズ(旧 日立化成、本社:東京都千代田区)は9月15日、下館事業所(所在地:茨城県筑西市)と台湾子会社、Showa Denko Semiconductor Materials(Taiwan)Co.,Ltd.(所在地:台湾・台南市、以下、SDSMT)で、半導体パッケージ基板用銅張積層板の生産ラインの設備を導入し、生産能力を増強すると発表した。投資総額は約100億円を予定。これにより2025年までに、グループ全体の生産能力を従来の約2倍に拡大する。

ダイドーとアサヒ飲料 自販機事業で提携 新会社

ダイドードリンコ(本社:大阪市北区)とアサヒ飲料(本社:東京都墨田区)は9月15日。自動販売機事業で包括的業務提携を締結したと発表した。両社は共同出資の新会社「ダイナミックベンディングネットワーク」(所在地:大阪市)を設立し、アサヒ飲料傘下とダイドー傘下の計6社を束ねる。新会社の資本金は5,000万円で、ダイドーが66.6%、アサヒが33.4%を出資する。新会社では約20万台の自販機を扱い、同事業を一体運営する。

ネクストミーツ 串カツ田中で代替肉の串カツ提供

大豆など植物性タンパクを原料とし、肉の味や食感を再現した代替肉を手掛けるネクストミーツ(本社:東京都新宿区)は9月14日、串カツ田中ホールディングス(本社:東京都品川区)が運営するブランド「串カツ田中」の全店舗で、15日から同社の代替肉を使用した串カツ「大豆のお肉ネクストミート」(税込み1本180円)が提供が開始されると発表した。
SDGsや健康意識の高まりから、国内でも代替肉需要は急速に拡大している。同社では一部、海外展開を先行させている。

セイコーウオッチ シンガポールに新販売会社

セイコーホールディングス(本社:東京都中央区)は9月14日、グループのセイコーウオッチ(本社:東京都中央区)が、アジア・パシフィック地域で高級ウオッチブランド「グランドセイコー」の販売を強化するため、シンガポールに新会社「グランドセイコー アジア・パシフィック」を設立し、10月3日より営業を開始すると発表した。
同新会社はシンガポールを拠点にアジア・パシフィック地域でのグランドセイコーの販売、マーケティングを担い、小売り、卸売り両面でさらなる成長を目指す。また、今後シンガポールのマリーナ・ベイ・サンズに、同国初の「グランドセイコーブティック」をオープンし、その運営を担う。

豊田鉄工 インド子会社の第2工場が操業開始

トヨタ自動車グループの豊田鉄工(本社:愛知県豊田市)は9月13日、インド子会社、Toyotetsu India,Auto Parts Pvt.Ltd.(TTID)が、新たに第2工場の操業を開始したと発表した。同工場の所在地はインド・カルナタカ州、敷地面積1万2,000㎡。
同社グループ初のスズキ自動車系のマルチ・スズキ・インディア社の新型SUV(生産はトヨタ・キルロスカモーター)向けのボデー部品を供給する。

ストライプインター ベトナム・ハノイに新ブランド

ストライプインターナショナル(本社:岡山市)は9月12日、グループ会社のSTRIPE VIETNAM Limited Liability Company(本社:ベトナム・ハノイ市、以下、ストライプベトナム)が、トレンドに敏感な20代女性をターゲットとする新ブランド「HIME(ハイミー)」を立ち上げ、9月10日にハノイ市内のチャンズィーフン通りに1号店をオープンしたと発表した。
HIMEの中心価格はジャケット7,000円、ワンピース4,500円、ブラウス3,000円、ボトムス3,500円。
ストライプベトナムはハノイ、ホーチミンを中心に30〜40代の働く女性向けに「NEM(ネム)」ブランドを87店舗展開している。

鴻池運輸 インド医療品・食料品の卸売業免許取得

鴻池運輸(本社:大阪市中央区)は9月13日、グループ会社で、インドで医療関連サービスを提供するCarna Medical Database Pvt.Ltd.(本社:インド・ハリヤナ州グルガオン市)が、8月26日にインド保健・家庭福祉省食品安全基準局より食品卸売業免許を、また8月29日にインドハリヤナ州の食品・医薬品局より医薬品の卸売業免許をそれぞれ取得したと発表した。
これは、健康食品の取り扱いを想定した食品の卸売事業をインド全土で可能にするもので、日系企業のインド市場における販路開拓、拡大支援を強化していく。