大和ハウス工業(本社:大阪市北区)などは6月30日、大阪府摂津市のJR千里丘駅西側で始める再開発事業でタワーマンションを建設すると発表した。商業施設や駐車場もあわせて整備し、総事業費は約258億5,000万円を見込む。再開発を主導する大阪府摂津市と同日、再開発に向けた基本協定を結んだ。
大和ハウスはJR西日本不動産、フージャースコーポレーション、関電不動産開発を加えた4社で共同企業体(JV)を組む。開発するタワマンはJR千里丘駅と直結し、地上36階の総戸数335戸を予定。2024年4月に建築工事に着手し、2027年3月に竣工を予定。
日本の乗用車8社 5月世界生産28%増 全社が4カ月連続プラス
ダイハツ 7月も国内4工場で5日間稼働停止 部品仕入先の火災で
塩野義 コロナ治療薬「ゾコーバ」6〜11歳対象に治験開始
三菱造船と日本郵船 アンモニアと液化CO2兼用輸送船 承認取得
エア・ウォーター 子会社がインドにシリンダガス充填工場新設
豊田通商 サウジアラビアで初の再生可能エネルギー事業に参画
豊田通商は6月28日、サウジアラビアで設備容量119MWの太陽光発電所を建設・所有・運営し、電力を販売する独立系発電業事業(IPP)に出資参画すると発表した。これはサウジアラビアにおける豊田通商グループ初の再生可能エネルギー事業となる。
この事業は豊田通商のほか、フランスのトータル・エナジーズ、サウジアラビアのアルタカの3社の出資を受けた事業会社、ヌール・アルワディ・リニューアブル・エナジー・カンパニーが事業を推進する。同社への3社の出資比率は豊田通商40%、トータル・エナジーズ40%、アルタカ20%。総事業費は約140億円。年間を通して太陽光に恵まれたワディ・アド・ダワシールを発電所建設予定地として、2023年6月に着工。2025年3月の商業運転開始を予定。
同事業は環境省の令和4年度「二国間クレジット制度(JCM)資金支援事業のうち設備補助事業」に採択されている。