松屋フーズ 中国・深圳市に「とんかつ松乃家」広東1号店

松屋フーズホールディングス(本社:東京都武蔵野市)は8月30日、中国広東省深圳市で『とんかつ松乃家』広東1号店「深圳科興科学園店」を同日オープンすると発表した。同店の席数は39席。営業時間は10時〜22時。
松屋フーズは1966年の創業以来、牛めし・カレー・定食・その他丼の「松屋」、とんかつ業態の「松のや」、カレー業態「マイカリー食堂」、すし業態「すし松」、ラーメン業態「松軒中華食堂」、ステーキ業態「ステーキ屋 松」「松牛」等の業態を展開し、国内では1,287店舗、海外では中国、台湾、香港に19店舗、モンゴルの首都ウランバートルにフランチャイズ店舗を出店している。

福井・敦賀〜城崎温泉結ぶ観光列車「はなあかり」車両公開

JR西日本は8月29日、今年10月から福井県と兵庫県北部の間で運行が始まる新たな観光列車「はなあかり」の車両を、京都市下京区の京都鉄道博物館で報道陣に先行公開し、記念セレモニーが行われた。この車両は従来のグリーン車よりさらにグレード感が高い座席を設けているほか、豪華な内装が特徴。京都の丹後織物を用いたアート作品や、島根県で盛んだった”たたら製鉄”の一輪挿しなど西日本各地の工芸品が飾られている。
はなあかりは、福井県の敦賀駅から舞鶴線や京都丹後鉄道など京都府北部を通り、兵庫県城崎温泉駅までを片道5時間程度で結ぶ新車両。

ピーチ・アビエーション 12月に関西ーシンガポール線就航

ANAホールディングス傘下の格安航空会社(LCC)、ピーチ・アビエーション(所在地:大阪府田尻町)は8月29日、12月5日に関西ーシンガポール線に就航すると発表した。1日1往復で、運賃は片道164.2シンガポールドル(約1万8,200円)から。ピーチ・アビエーションの東南アジア路線の就航は2022年12月に始めた関西ーバンコク線に次ぐ2路線目。

イトーヨーカ堂 関東, 愛知で新たに5店舗閉鎖決める 

店舗の閉鎖を含む構造改革を進めている大手スーパー、イトーヨーカ堂は関東地方や愛知県で新たに5店舗を閉鎖する方針を決めた。今回閉鎖を決めたのは「竜ケ崎店」(所在地:茨城県龍ケ崎市)、「西川口店」(同埼玉県川口市)、「川崎港町店」(同神奈川県川崎市)、「姉崎店」(同千葉県市原市)、「尾張旭店」(同愛知県尾張旭市)で、いずれも2025年1月から2月ごろに閉店する予定。今回の5店舗で、昨年削減することを発表したした33店舗すべてが決まった形となる。
イトーヨーカ堂は2024年2月期決算で、4年連続で最終赤字となるなど業績の不振が続いている。

理研ビタミン タイとベトナムに改良剤の販売子会社設立

理研ビタミン(本社:東京都新宿区)は8月28日、シンガポールを拠点とし、改良剤を手掛ける100%子会社RIKEVITA(SINGAPORE)PTE.LTD.(以下、リケビタ・シンガポール)が、タイおよびベトナムに販売子会社を設立すると発表した。
設立するRIKEVITA THAILAND CO.,LTD.(所在地:タイ・バンコク都)の資本金は1,000万タイバーツ(約4,200万円)。RIKEVITA VIETNAM CO.,LTD.(所在地:ベトナム・ホーチミン市)の資本金は30億ベトナムドン(約1,700万円)。いずれも食品用および化成品用改良剤を手掛ける。出資比率は両社ともリケビタ・シンガポール60%、理研ビタミン40%で、両社とも2025年1月設立する予定。

「日本橋 天丼 金子半之助」2025年バンコクにタイ1号店

人気飲食店、つけ麺「つじ田」や「日本橋 天丼 金子半之助」「中華そば専門 田中そば店」など飲食店チェーンをグループで運営するオイシ−ズ(所在地:東京都千代田区)は8月29日、「日本橋 天丼 金子半之助」のタイ出店に向け、タイ財閥サハグループの傘下企業とライセンス契約を結んだと発表した。2025年にバンコクにタイ1号店を出店する計画。日本橋 天丼 金子半之助は8月現在、日本国内17店、海外16店(米国、カナダ、香港、フィリピンなど)の計33店を展開している。

「東京おもちゃショー」開幕 国内外から3万5,000点展示

東京・江東区の東京ビッグサイトで8月29日、国内最大級のおもちゃの展示会「東京おもちゃショー」が開幕した。会期は9月1日までの4日間。AIなど最新のデジタル技術を活用した商品など、国内外のメーカーのおよそ3万5,000点が展示されている。
日本玩具協会によると、昨年度の国内のおもちゃ市場規模は前年度比7%増の1兆193億円となり、初めて1兆円を超えている。

荏原グループETSIがインドネシアにサービスセンター開設

荏原製作所(本社:東京都大田区)のグループ会社、PT.Ebara Turbomachinary Services Indonesia(以下、ETSI)は8月28日、21日付で新サービスセンターを開設したと発表した。同センターはジャカルタに近接した、西ジャワ州カラワン県のスルヤチプタ工業団地に位置し、タービンやガスコンプレッサ、カスタムポンプ、その他のターボ機械メーカーの機器の修理を行う。なおETSIは現在、ジャカルタに本社を置き、バンドンに本社を置き、バンドンにサービスセンターを構えている。

三菱HCキャピタルなど 配車アプリGOとの協業を開始

三菱HCキャピタルおよび、グループ会社の三菱オートリースは8月27日、タクシー配車アプリなどを展開するGO(所在地:東京都港区)との間で、法人向けEV用の充電インフラを整備・拡充するため、EV導入・運用に関する顧客ニーズの収集、情報連携などを含めた協業を開始したと発表した。この協業を通じて、三菱HCキャピタルおよび三菱オートリースの両社はEV急速充電サービスなどのノウハウを蓄積することで、企業の充電インフラに関する様々な課題を解決するソリューションを構築し、将来的に統合型サービスの機能拡充を図る。

タイ自動車生産12カ月連続減, 7月も17%減, 販売減続く

タイ工業連盟(FTI)のまとめによると、7月の自動車生産台数は前年同月比17%減の12万4,829台にとどまった。この結果、前年同月比の減少は12カ月連続となった。家計債務比率の高止まりにより、自動車ローンの利用件数が減少し、販売台数の落ち込みが続いている。7月の国内向けは41%減の3万7,291台となった。