最先端半導体の国内生産を目指すラピダスは4月25日、北海道千歳市で計画する新工場の建設を始めると発表した。鹿島が受注、9月に着工し、2025年1月の完成を予定する。ラピダスは「2ナノ」と呼ばれる最先端半導体を2027年に量産することを目指している。
三菱自, MIRAI-LABO 電動車の使用済みバッテリ活用の街路灯を実証
リンナイと岩谷産業 豪で水素100%燃焼給湯器実証に着手
大型連休 関西3空港の国内線予約コロナ前の7割まで回復
航空各社によると、大型連休中(4月29〜5月7日)に関西、大阪、神戸の関西の3空港を発着する国内線の予約数は昨年を大きく上回り、新型コロナ感染拡大前の70%を超える水準まで回復している。
各社の国内線予約数をみると、全日本空輸(ANA)は前年比30.9%増の22万1,453人、日本航空(JAL)は同17.3%増の17万656人、関西空港を拠点とするピーチ・アビエーションは同10.9%増の8万4,126人。コロナ感染拡大前の4年前と比べANAは72%、JALは79%の水準まで回復している。
一方、国際線はまだまだ遅れている。JALの予約数は5,300人とコロナ感染拡大前のおよそ30%、ピーチ・アビエーションは1万9,000人とコロナ感染拡大前のおよそ53%のそれぞれ回復にとどまっている。
国交省 タクシーに5月にも「ダイナミックプライシング」導入へ
帝人とJ-TEC 米レジリエンスと再生医療事業で国際的業務提携
帝人(本社:大阪市北区)とジャパン・ティッシュ・エンジニアリング(本社:愛知県蒲郡市、以下、J-TEC)は4月21日、米Resilience US,Inc(本社:米国カリフォルニア州、以下、レジリエンス社)との間で、それぞれが展開する再生医療領域での開発製造受託機関(CDMO)事業について、国際的な戦略的業務提携に関する合意書を締結したと発表した。レジリエンス社は2020年11月に創業した、米国を中心に世界的に事業を拡大しているバイオベンチャー企業。
3社は①それぞれの顧客に対する海外展開を相互に支援する②それぞれの強みを活かし、再生医療分野における新たな技術開発を推進する③各自の製造プラットフォームをそれぞれの地域において活用するため、相互ライセンス契約の協議を進める。帝人およびJ-TECは2030年度における再生医療事業の売上高目標として200億円の達成を見据え、設備投資や人材教育を継続していく。
4社参画のCJPT 東京都に燃料電池小型トラックを導入開始
Commercial Japan Partnership Technologies(本社:東京都文京区、以下、CJPT)は4月21日、東京都に燃料電池(FC)小型トラックが導入開始されたと発表した。CJPTはトヨタ自動車、いすゞ自動車、スズキ、ダイハツ工業が参画している会社。
同社はカーボンニュートラル実現に向けた商用電動車の選択肢の一つとして、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業の一環として、FC小型トラックを共同で企画・開発を進めてきた。
今回の導入開始は、参画パートナーの荷主、物流事業者や東京都と連携、普及に向けたモデル構築の第一歩となる。CJPTはこれからも商用電動車の本格的な普及に向け、FC小型トラックを順次導入し、取り組みを加速していく。