紀伊國屋書店(本社:東京都目黒区)は5月12日、タイ・バンコク店の売場面積を倍増し、5月26日に新装オープンすると発表した。
同店は1992年に開店して以来30年、バンコクを代表するショッピングモール、セントラルワールドで多くの顧客に支持され成長してきた。
今回売場面積を700坪へ倍増した。新バンコク店は、メインフロアではタイ最大級の品揃えとなるタイ書売場を開設し、15万タイトル以上の幅広いジャンルの書籍を取り揃える。メインフロアから独立したコミック売場では、日本語、英語、タイ語のコミックを一堂に取り揃え、アニメ関連グッズもあわせた専門売場をつくった。
スズキ 1,800億円投じインド新工場 25年に25万台稼働
大和ハウス 大阪マルビル建て替えへ 30年春完成
CKD インド・ラジャスタン州に初の生産拠点
すかいらーくHD マレーシアに「しゃぶ葉」3号店
塩野義 コロナワクチン6月にも承認申請へ 国内初
オンキョー 破産手続きの開始決定 負債総額31億円
スバル 国内初のEV工場 27年以降の稼働を目指す
ダイハツ 5工場最大4日間停止へ 上海封鎖の影響で
経営統合 関西フードマーケット初決算 83億円黒字
今年2月、関西スーパーとイズミヤ、阪急オアシスの3つの屋号のスーパーを傘下に持つ、経営統合で誕生した「関西フードマーケット」が5月11日、今年3月までの1年間の決算を発表した。売上高は2,842億円、最終的な利益は83億円の黒字となった。
今期の業績見通しについて、売上高3,840億円、最終利益は38億円を見込む。同社の林勝克社長は、経営統合が出てくるにはもう少し時間がかかる。効果的な運営を進め、2年後には現在は止めている新規出店も考えていきたいとしている。
こうした一方で、資本金を現在の98億円余から1億円に大幅に減らす「減資」を行う方針。取り崩した資金を株主への配当などに充てるとしている。資本金が1億円以下になると、中小企業と見なされ、法人税が軽減されるなど、税制上の優遇措置をを受けられるようになる。