SBIホールディングス(本社:東京都港区)は3月2日、シンガポールのフィリップキャピタルグループと合弁会社を設立し、アジア時間に米国上場株式の取引をマッチングするプラットフォームを構築することで基本合意書を締結したと発表した。日本を含むアジアの投資家に米国株式への投資をしやすくするのが狙い。
2022年春ごろをめどに、両グループはシンガポールに当初資本金100万米ドルで合弁会社を設立、600万米ドルまで増資予定。出資比率はフィリップグループ70%、SBIグループ30%。2022年中の稼働を目指す。本格稼働は2023年1~3月ごろを見込む。
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ニコン 協働ロボット用関節ユニットの製品拡充
ニコン(本社:東京都港区は3月3日、モータ、減速機、駆動回路、ブレーキ、エンコーダなどロボット関節に必要なパーツをパッケージ化した、インテルジェントアクチュエーターユニット「C3 eMotion(シースリーエモーション)」のラインナップを拡充し、サイズやトルクなどが異なるIAU-30とIAU-300の2種を発売すると発表した。2022年7月発売予定。
C3 eMotionは、協働ロボットの関節ユニットで、ロボットアームと組み合わせることにより、ロボットの設計ノウハウを持たないエンジニアでも自由かつ簡単にロボットシステムをつくることができるという。また、汎用性が高く、半導体製造装置や工作機械、計測器、搬送機器などの高い停止精度や加工精度等が必要とされるパーツに使用すること可能だ。
ウシオ電機 抗ウイルス紫外線技術の新光源モジュール販売
ウシオ電機(本社:東京都千代田区)は3月3日、抗ウイルス・除菌用紫外線技術「Care222(R)」のコアとなる光源モジュールで、従来のタイプより広配光となる新タイプの量産を開始し、2022年3月より国内外に販売開始すると発表した。
同社は2020年4月から除菌装置を手掛ける企業に機器組み込み用光源モジュールを供給しているが、より広い範囲に照射したいとのニーズがあり、また有人下での紫外線照射には照射量をコントロールする必要があった。
そこで、同社は新たな紫外線拡散技術を用いることで、配光角を広げることに成功。また、投入電力を調節できる機能を備えたインバータも新たに開発し、紫外線関連の暴露許容限界値の規格内でも有人下における常時照射の設定が可能となった