クレジットカード決済代行、全東信(本社:大阪市中央区)の破産手続開始決定を受け、7月13日時点で少なくとも21の金融機関で計465億円超の融資が回収不能となり、焦げ付く恐れがあることがわかった。このほかに未公表の金融機関もあり、実際はさらに多い可能性がある。
申立書によると、全東信は5月時点で借入金が1,130億円、社債が21億円あり、負債総額は1,151億6,491万円だった。
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全東信 自己破産申請で飲食店などに混乱広がる
クレジットカード決済代行サービスの全東信(本社:大阪市)が7月6日、大阪地裁に自己破産を申請した。帝国データバンクによると、破産申告時の負債額は約1,151億6,400万円。
これを受け、そのサービスを活用していた全国の飲食店に大混乱が生じている。その結果、売上金の回収が見込めなくなったうえ、現金払いのみの営業を迫れらる店も相次いでいる。
全東信のような中小企業の決済インフラを支える事業が行き詰まった背景には、長かった”ゼロ金利・超低金利”時代を経て、”金利のある世界”の復活があるとの見方もある。
全東信は、消費者がクレジットカードで支払った代金を、カード会社に代わって早期に加盟店に入金するサービスで、手数料を得ていた。一般的にカード会社からの入金は月2回。それでは、中小事業者は資金繰りが厳しくなる。そこで入金のサイクルを短くできることを”売り”に飲食店などを中心に加盟店を獲得、運営していた。