半導体製造装置用電子部品などを手掛けるアドテックプラズマテクノロジー(本社:広島県福山市)は4月6日、ベトナム北部バくニン省に拠点を置く生産子会社、フックソンテクノロジー(以下、PST)の敷地内に第2工場を建設すると発表した。投資額は約2,000万米ドル(約24億4,700万円)。
第2工場棟は3階建てで延床面積1万5,950㎡。2022年9月着工、2023年7月完成の予定。最大限までラインを増強した場合、現行の約3倍までの増産が見込まれている。
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三井物産 インドの合弁で大型再生エネ事業に参画
三井物産(本社:東京都千代田区)は4月6日、100%子会社ミットパワーインディアを通じ、インドの再生可能エネルギー大手リニュー・パワー(本社:インド・ハリヤナ州グルグラム)が推進する大型再生可能エネルギー事業に参画すると発表した。合弁会社を設立し、インド国内で3カ所に風力発電所(総出力90万kw)、1カ所に太陽光発電所(総出力40万kw、最大10万kwhの蓄電システムを併設予定)を建設する。
この事業は、蓄電技術をを含めた複数の再生可能エネルギー発電所から24時間安定的に電力供給を行うことを契約条件に含めたインド初のRound-the Clock(ラウンド・ザ・クロック)スキーム型事業となる。総事業費は約13.5億米ドル(約1,650億円)で、2023年8月の商業運転開始を予定。
事業推進会社はRdNew Surya Roshni Private Limitedで、出資構成はリニュー社が51%、三井物産49%(いずれも100%子会社経由)。
豊田合成 中国でエアバッグとハンドルの新工場
豊田合成(本社:愛知県清須市)は4月6日、中国で自動車の主力製品、エアバッグとハンドルの生産体制を強化するため、広東省に新工場を設立すると発表した。新工場は、グループ会社の豊田合成(佛山)汽車部品有限公司(所在地:広東省佛山市)の分工場として設立、2023年夏ごろから生産を開始する予定。新工場の所在地は広東省佛山市。土地面積約5万4,000㎡、建屋面積約4万3,000㎡。
新工場は、効率的なモノづくりを追求し、環境に配慮した「スマート工場」として設立。IoTやAIの活用により生産から納入までの工程の状況をリアルタイムに把握。省エネ生産設備や再生可能エネルギーの導入により、2030年度までにCO2排出量を従来の設備と比べ50%以上削減する。
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日華化学 エレファンテックとポリエステルアップサイクル技術
ファッションテキスタイルの”ロスゼロ”を目指して、日華化学(本社:福井市)は4月6日、同社の界面科学技術をを応用し、エレファンテック(本社:東京都中央区)と共同で、染色またはプリントされたポリエステル布地から水を使わずに染料を簡単に取り除き、再度、染色・プリントによる意匠を付与することを可能とするポリエステルアップサイクル技術「ネオクロマト加工」を開発した発表した。
今回開発したのは、分散染料で染色されたポリエステル繊維から安全性の高い薬剤を用い、ヒートプレスマシンのみで大掛かりな設備を使用することなく、また水を使用せずに染料のみを数分間でほぼ完全に脱色できる革新的な技術。この技術の活用シーンは多岐にわたり、ファッションテキスタイルのロスゼロにつながるとみられる。
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トルコに1.4万人のロシア人が入国 地元メディア
トルコの地元メディアによると、ロシアのウクライナ侵攻開始後、トルコに少なくとも1万4,000人のロシア人が入国したもようだ。これは、ロシア国内での反戦デモへの弾圧強化など、プーチン政権の締め付けを恐れる人々が国外へ脱出しているものだ。
プーチン政権のメディアへの弾圧をはじめプロパガンダ、厳しい情報統制など様々な方法で取り繕っても、真実は透けて見えてくる。そんなプーチン政権に嫌気がさしているロシア人は少なくない。
トルコはロシア人が事前にビザを取得することなく入国できるため、欧米などを目指す人々が当面の行き先として選ぶことも多いという。同様の理由で、トルコに隣接するジョージアやアルメニアなどにも、多くのロシア人が逃れているもようだ。