物質・材料研究機構は11月26日、「ネオジム磁石」をAI(人工知能)を使って、およそ1.5倍強い磁石をつくることに成功したと発表した。ネオジム磁石は、小さくても強い磁力を持つことからスマートフォンや電気自動車、エアコンなど様々な電子機器に使われている重要な部品。AIを使った材料開発の事例として注目されている。
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KDDI ベトナム・工業団地と脱炭素とDX推進で覚書
KDDIは11月25日、東京都内で開かれたベトナム投資カンファレンスで、ベトナムのディープシー工業団地(所在地:ハイフォン市、DEEP C Management Co.,Ltd.)とKDDIの現地法人KDDIベトナム(所在地:ハノイ市)が、KDDIの持つ最新のITネットワーク技術を活用して工業団地内のカーボンニュートラルとDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する覚書を交換した。
覚書の交換式にはベトナムのファン・ミン・チン首相、日本の萩生田光一経済産業相をはじめとする両国の政府関係者および同カンファレンスに参加した両国の企業関係者など約300名が出席。日越間でベトナムへの投資を推進する覚書41件が取り交わされた。
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ワイシャツ大手の山喜 中国事業を再編 江蘇省塩城工場閉鎖
中国の百度 北京で中国初の有料の自動運転タクシー開始
中国インターネット大手の百度(バイドゥ)は11月25日、北京市内の公道の一部で有料の自動運転タクシーの試験サービスを始めたと発表した。これまで公道でのサービスは無料に実験に限られており、公道での有料サービスは中国で初めてという。百度は自動運転技術を検索サービスに次ぐ収益の柱に育てる方針。
北京市南部の経済開発区で有料サービスを始めた。当初は60㎢の範囲にある600余りの場所で乗り降りでき、サービスの利用状況をみながら利用範囲を広げる。利用者は専用アプリでタクシーを呼んで目的地まで移動し、料金を支払い仕組み。北京での有料サービスを手始めとして、詳細な走行データをもとに安全性などの検証を進め、地方政府との協力を深めて中国全土に広げていく。2030年までに自動運転タクシーを合計100都市で展開する方針だ。日本経済新聞が報じた。
米豪でカーボンニュートラルメタンの供給網構築で事業化調査
東京ガスと三菱商事は11月26日、都市ガスの脱炭素化に資するカーボンニュートラルメタンの導入を目指し、北米、豪州、中東、アジア等LNG輸出国における再生可能エネルギー由来のグリーン水素とCO2から製造するメタン(以下、合成メタン)について、そのサプライチェーン構築に関する事業可能性調査を共同で開始することに合意したと発表した。
東京ガスの水素・メタネーションに関する技術、LNGバリューチェーンの構築に取り組んできた知見と、三菱商事の海外LNGプロジェクトや再生可能エネルギー等のエネルギービジネスでの知見をかけ合わせ、最適な設備構成、サプライチェーン構築を検討する。北米、豪州等を中心に、再生可能エネルギーやCO2の調達、水素や合成メタンの製造、液化・輸送までのサプライチェーン全体の課題を洗い出し、適地選定および低コスト化調査を行う。