SCSK ミャンマー・インドネシアに現地法人、アジアで事業拡大へ

SCSK(本社:東京都江東区)は11月13日、アジア太平洋地域におけるITサービス事業の拡大、DX分野での事業化を目的に、ミャンマーおよびインドネシアに現地法人を設立したと発表した。すでに設立済みの中国・上海およびシンガポール拠点と合わせ、アジア太平洋地域で広域展開する体制を整え、その事業基盤をベースにさらなるビジネスの拡大を図る。                                                                                                             SCSKはこれまで、米国・英国・中国・シンガポールの海外4極・6拠点を軸に、親会社の住友商事(本社:東京都千代田区)およびそのグループや日系メガバンク、製造業向け、海外拠点強化や現地法人に向けたIT構築支援など様々なITサービスのグローバル展開を推進している。

三菱ケミカル 台湾およびタイのグループ会社を統合

三菱ケミカル(本社:東京都千代田区)は11月13日、台湾およびタイのグループ会社を統合すると発表した。台湾ではグループ3社と台湾事務所を、タイではグループ3社をそれぞれ2020年4月1日をめどに統合する。                                                                 台湾ではグループの太洋新技股份有限公司、太洋化成股份有限公司、太洋製膜股份有限公司の3社と三菱ケミカル台湾事務所を統合、「台灣三菱化學股份有限公司」(所在地:新竹県)とする。同新会社の資本金は3億9,000万台湾ドルで、三菱ケミカルが全額出資する。従業員数は約460名(3社合算)。また、タイではグループのMitsubishi  Chemical(Thailand)Co.,Ltd、Mitsubishi Chemical Performance Polymers(Thailand)Co.,Ltd、RHOMBIC(Thailand)Co.,Ltdの3社を統合、「Mitsubishi Chemical(Thailand)Co.,Ltd.」(所在地:バンコク)とする。同新会社の資本金は5億8,100万タイバーツで、三菱ケミカルが全額出資する。従業員数は約230名(3社合算)。

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シノケンG インドネシアの大学と介護人材確保で提携,特定技能で受け入れ

シノケングループ(東京本社:東京都港区)は11月12日、インドネシア中部ジャワ州のヌディワルヨ大学(所在地:スマラン、看護・医学系中心に学生数約3,000人、以下、UNW)と、介護人材確保戦略の一環として独占的な枠組みを前提とした基本契約を締結したと発表した。UNW内に日本語研修センターを開設し、看護・医学系の学生を中心に日本語能力を習得してもらい、主に特定技能1号の制度を活用し2020年夏ごろを目指し、日本国内でシノケングループが保有する介護施設への就労を予定している。

中国西部航空が11/26関西-鄭州 線,関西-重慶線に新規就航

関西エアポートは11月13日、中国西部航空が関西-鄭州線、関西-重慶線を11月26日に新規就航し、週3便(火・木・土曜日)運航を開始すると発表した。中国西部航空は重慶市に拠点を置くLCC(格安航空会社)で、中国国内で80路線以上のネットワークを持つ。日本への就航は今回が初めて。機材仕様はエアバスA320、座席は186席(ビジネスクラス6席、エコノミークラス180席)。

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住友商事 台湾の電動バスメーカーRAC社へ出資参画,政府の電動化政策受け

住友商事(本社:東京都千代田区)は11月12日、台湾最大手電動バスメーカー、RAC Electric Vehicles Inc.(本社:台湾・桃園市、以下、RAC社)に出資することで、同社との間で合意したと発表した。                                                                                             台湾政府では深刻な大気汚染対策として、バスの電動化を積極的に推し進めており、2030年までに路線バス約1万台、高速バス約5,000台すべて電動バスに切り替える計画を発表している。RAC社は電動バスに係る台湾政府認証を取得している唯一の台湾企業で、電動バスに特化した開発・製造・販売を手掛けている。

出光興産 インドネシア・ブカシ県に同国2カ所目の潤滑油製造工場

出光興産(本社:東京都千代田区)は11月12日、子会社の出光ルブテクノインドネシア(本社:西ジャワ州カラワン県)が、インドネシアにおける高性能潤滑油の需要増加に対する供給能力強化を目的に、ブカシ県内に年間5万KLの生産能力を有する潤滑油製造工場(以下、チカラン工場)を新設し、11月7日に開所式を行ったと発表した。            チカラン工場は最新鋭の生産設備を備えており、2輪車・4輪車への初期充填用エンジンオイルと、交換用のOEM(相手先ブランド生産)製品を主力として製造する。同工場の敷地面積は約8万㎡。同工場の新設により、同国での同社の生産能力は合わせて年間11万5,000KLとなる。同工場は同社が海外で直営する7カ所目の潤滑油製造工場。

ニプロ 中国黒龍江省ハルビンに営業事務所開設 中国東北部を強化

ニプロ(本社:大阪市北区)は11月11日、中国・黒龍江省の省都ハルビンに連結子会社、尼普洛貿易(上海)有限公司の営業事務所を開設したと発表した。医療機器の販売を担う。中国東北部をカバーする販売・サービス網をさらに強化し、より地域に密着したきめ細かなサービスを提供しながら、医療現場のニーズに応えていく。                         今回のハルビン事務所を加えると、ニプログループの海外拠点は56カ国187拠点となる。

信州大と東芝が共同研究 生分解性リポソームでがんの遺伝子治療へ応用

信州大学(所在地:長野県松本市)の研究グループと東芝(本社:東京都港区)は11月11被、ナノサイズのカプセルの生分解性リポソームによって遺伝子を細胞に運ぶ技術をがんの遺伝子治療に応用する共同研究を開始したと発表した。生分解性リポソームは、標的となる細胞にカプセル内の治療遺伝子を効率よく運ぶことが可能で、また量産にも適していることから、適用範囲の拡大も期待できるという。

ミキモト 西日本初の路面旗艦店「大阪心斎橋店開業,大阪2店目

ミキモト(本社:東京都中央区)は11月8日、西日本初の路面旗艦店として商業集積地である大阪・心斎橋に11月7日、「大阪心斎橋店」をオープンしたと発表した。西日本の直営店として、大阪梅田店に続く2店舗目となる。大阪心斎橋店(所在地:大阪市中央区)の店舗面積は約303.61㎡、営業時間は12時~20時。

愛知海運 KLにマレーシア現地法人設立

港湾運送・荷役事業、倉庫業などを手掛ける愛知海運(本社:名古屋市港区)はこのほど、バイオマス燃料の事業拡大に向けて、現地法人「AICHI KAIUN(MALAYSIA SDN.BHD.)」をマレーシアに設立し、クアラルンプール(KL)市内に事務所を開設したと発表した。同社の海外拠点は中国(上海・大連・天津)、タイ(2カ所)に次ぎ6拠点目。