日本通運は11月27日、現地法人インド日本通運(以下、インド日通)が11月5日を発効日として、インド・ハイデラバード空港貨物地区内の倉庫において、医薬品の適正な流通基準であるGDP(Good Distribution Practice)の認証を取得したと発表した。 インド日通ハイデラバード支店は、ハイデラバード空港内の倉庫に2℃~8℃(冷蔵)、15℃~25℃(定温)、通常空調(常温)の3温度帯の温度管理機能を備えた空調施設を新設。今後は同施設による倉庫保管と同社の国際温度管理輸送商品と組み合わせることで、医薬品産業の顧客の物流ニーズに対応する。 テランガナ州の州都ハイデラバードは、ベンガルールと並んで最も成長著しい都市として注目されている。世界的な大手IT企業の集積地であるのと同時に、医薬品産業の重要拠点の一つとしても知られている。