クーデターで国軍が全権を掌握しているミャンマーが、持ち回りで務める東南アジア諸国連合(ASEAN)議長国を辞退する意向であることが分かった。ミャンマーの軍政に対し、ASEAN主要国ではいずれも批判的。また、インドネシアなど軍政を認めない国や、タイなど対話による事態打開の道を探るべきとの国に分かれる。こうした状況を踏まえ、議長国として議論をまとめきれないと判断したとみられる。
中国 8/10から日本など約80カ国に団体旅行解禁 約3年半ぶり
処理水の放出開始時期 8月下旬に決定する方向で調整 政府
EU 8/3から日本産食品の輸入規制完全撤廃 輸出拡大に追い風
マレーシアで”盆踊り大会”4万人余が踊りの輪 海外では最大規模
G20 エネルギー相会合 化石燃料低減で合意できず, 声明見送り
日本・インド 半導体供給網確立へ協力覚書 政策対話立ち上げ
岸田首相 処理水放出で中国に「科学的根拠で協議」要請
岸田文雄首相は7月18日、訪問中のカタールの首都ドーハで記者会見した。東京電力福島第1原子力発電所の処理水放出について、海洋放出に反対する立場を示している中国に「科学的根拠に基づく議論を行うよう強く求める」と語った。国際原子力機関(IAEA)は報告書で、科学的根拠に基づき処理水が「国際的な安全基準に合致する」と結論付けている。
これに対し、中国の外交担当トップの王毅共産党政治局員は、海洋放出が「海洋環境の安全と人類の生命・健康に関わる」などと批判している。そして、科学的根拠に基づく協議を抜きに、一方的に中国各地の税関当局が日本からの水産物について、放射性物質の検査を厳しくする方針を示している。