3月22日から札幌市内で開かれていた日本、中国、韓国など9カ国・地域がサンマの資源管理を話し合う「北太平洋漁業委員会(NPFC)」の年次会合は24日、2023年〜2024年の漁獲上限を約25%削減して年25万トンにすることで合意し、閉幕した。
日本は近年、サンマの歴史的な不漁が続いていることを踏まえ、同会合で漁獲枠の大幅な削減を提案した。ただ、中国などが削減に慎重な姿勢を崩さず、日本が歩み寄る形で折り合いをつけた。
日本 パキスタン ムルタン市気象レーダー整備費支援
岸田首相 ウクライナ・キーウ訪問 ゼ大統領と会談
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IPEF 5月までに成果めざす バリ島で交渉官会合
日本・ドイツが首脳会談, 政府間協議 経済安保強力
岸田首相とドイツのショルツ首相は3月18日、首脳会談および日独政府間協議について記者会見した。両政府は①サプライチェーン(供給網)の強靭化など経済安全保障分野の強力を推進②経済的威圧や国家主導の不正な技術獲得、非市場的な政策や慣行に対抗するため協力するーなどの方針で一致した。
また、国連安全保障理事会改革を含む国連の機能強化や核軍縮・不拡散での協力を確認。ウクライナ侵攻に関し、厳しい対ロ制裁と協力なウクライナ支援を継続。ロシアによる核兵器の威嚇は断じて受け入れられず、核兵器の使用はあってはならないとの認識を共有した。
5月のG7サミット成功に向けて協力。「自由で開かれたインド太平洋」の実現や安保協力の強化、東・南シナ海での力による一方的な現状変更に強く反対するーなどで一致した。