ロシアが7月26日、国際宇宙ステーション(ISS)から2024年以降に離脱することを表明したことで、ISSの安定運用へ参加国は今後の計画の見直しを迫られることになった。米国はISSの運用期限を2030年まで延ばす方針だが、主力参加国のロシアが不在となれば、飛行士の滞在計画や輸送手段の余裕が乏しくなることは間違いない。
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インドネシア新首都開発で公共事業省とJICAが協議
国際協力機構(JICA)インドネシア事務所は7月13日、東カリマンタン州に移転する新首都「ヌサンタラ」の開発について、インドネシア公共事業・国民住宅省と協議を行った。インドネシア側は開発における品質管理を向上させるため、日本に継続的な協力を求めた。日本側は新首都の基礎インフラ工事の施工品質に関する助言を行う。
6月末から開始した開発用地の調査の結果、明らかになった課題として①地勢・地形に基づいたインフラ建設を行い、洪水を防ぐための排水計画を行うこと②地下インフラ計画との調整(マンホール、下水の配管整備など)③スマートシティなどの実現を想定した余裕のある用地の確保(公共交通サービス、停留所、街灯設置など)④施工品質管理−の4点を挙げ、報告した。この協議は2023年1月まで実施する予定。NNA ASIAが報じた。