岸田政権初の経済対策の目玉となる給付金を巡る論議が本格化する見通しとなった。これは18歳以下の子ども1人に10万円を支給する案で、公明党が衆院選公約に「ミライ応援給付」として掲げていたもの。それだけに、自民党もこれを容認。与党は週明けの8日から幹事長間で協議を開始し、政府は11月19日にもまとめる経済対策で決定したい考え。
ただ、困窮世帯にはさらに5万円の支給を検討する案や、政府内には一律支給ではなく、所得制限を設けて高所得者層を除く案もあり最終調整する。
エーザイ DGと共同で認知症に関わるスタートアップと協業
エーザイ(本社:東京都文京区)は11月4日、認知症に関わる課題解決への貢献を目的として、デジタルガレージ(本社:東京都渋谷区、以下、DG)と共同で実施する協業育成プログラムを始動し、同プログラムに参加するスタートアップの募集を開始したと発表した。これにより、認知症に関連する様々な分野における課題について、テクノロジーとサイエンスによって解決し、Dementia Inclusive Society(認知症と共生する社会)の実現を目指す。
同プログラムではスタートアップが有する技術やサービスと、エーザイ、DGが有するリソースを掛け合わせ、協業の検討や実証実験を通じ共同事業化や業務提携、出資等を目指す「オープンイノベーションプログラム」と、設立間もないスタートアップには「アクセラレータープログラム」を実施する。
厚労省 来年度から「介護助手等普及推進員」を全国配置へ
ダイハツ 福祉介護・共同送迎サービス「ゴイッショ」提供へ
ダイハツ工業は10月21日、通所介護施設の送迎業務の共同化を土台に、他のサービスを付加することで、地域の高齢者の移動や暮らしを支援する「福祉介護・共同送迎サービス『ゴイッショ』」を2022年春に提供開始すると発表した。
同社が香川県三豊市で実施した実証事業で①介護施設にとって送迎業務を外部委託することにより業務負担が軽減されること②地域で共同化することにより効率的な稼働が実現できること-などが明らかになった。さらに、他の自治体へヒアリング活動を行う中で、エリアや人口規模にかかわらず、同様の課題を抱えている自治体が多いことから、社会受容性が高いモデルと考え、今回全国展開することになった。2022年春の提供に先立ち、ゴイッショの導入を検討する自治体を募集する。
在留資格持つ外国人の来日足止め37万人 入国制限緩和遅れで
法施行後3年間で技能実習生の産後復帰わずか2% 厚労省
ソフトバンク,SOMPOケアと共同でPepperの介護施設活用
ソフトバンクロボティクス(本社:東京都港区)は10月11日、SOMPOケア(本社:東京都品川区)と共同で、同日からSOMPOケアが運営する介護施設6カ所で、人型ロボット「Pepper」の活用トライアルを開始すると発表した。Pepperを導入するのは、SOMPOケアが運営する介護付きホーム4施設と、サービス付き高齢者向け住宅2施設で、介護施設におけるPepperの有用性を検証する。
クボタ 定年年齢を65歳に引き上げ シニアの意欲向上図る
クボタ(本社:大阪市浪速区)は9月30日、2022年4月1日からスタッフ職(総合職相当)とテクニカル職(技能職相当)の定年年齢を現行の60歳から65歳に引き上げると発表した。対象者は1962年4月2日以降に生まれた従業員。
定年延長により、シニア社員のモチベーションの維持・工場をさらに図ることで、全従業員がより一層活躍できる環境を整える。また、シニア社員がこれまで培ってきた高い技能・技術や幅広い経験を活かし、グローバルに拡大する事業に関わることを期待する。エキスパート職(管理職相当)の定年延長は別途検討する。
HIS 外国人材派遣事業に参入 特定技能で農業,宿泊業支援
旅行大手のエイチ・アイ・エス(HIS)は特定技能の在留資格を持つ派遣事業に参入する。農業と宿泊業に照準を置き、当面は国内に在住する他の在留資格を保有する外国人の資格を切り替えて派遣するとしている。コロナウイルス感染症の収束状況を見据え、2022年以降は海外からの人材を受け入れる。コロナ禍で本業の旅行需要が低迷する中、収益源の多様化に注力する。
エーザイとバイオジェン 米で認知症薬候補の承認手続き開始
エーザイと米バイオジェンは9月28日、アルツハイマー型認知症新薬候補「レカネマブ」について、米FDA(食品医薬品局)へ製造販売の承認申請を開始したと発表した。6月下旬に審査を優先する「画期的医薬品」に指定されており、従来計画から前倒しで申請手続きを始めた。
レカネマブは軽度のアルツハイマー病や軽度認知障害(MCI)を対象とする新薬候補。病気の原因物質とされ脳内に蓄積されるたんぱく質「アミロイドベータ」を減少させる効果を狙う。6月にFDAが条件付きで承認したアルツハイマー病新薬「アデュヘルム」に次いで2つ目の候補物質となる。