サッカー女子プロ、YogiboWEリーグは9月12日開幕、5試合が行われた。従来のトップリーグだったなでしこリーグを中心にINAC神戸、三菱重工浦和などが白星発進した。
INAC神戸は新設の大宮に5-0で大勝。三菱重工浦和が日テレ東京ヴェルディに2-1で競り勝った。マイナビ仙台はノジマ相模原と0-0で引き分けた。また、新設の広島はちふれ埼玉に3-0で快勝し、長野は新潟を3-1で降した。
WEリーグは11クラブが参加し、2022年5月に終了する。
日本交通 大阪のナショナルタクシーを買収 全株取得
タクシー大手の日本交通(本社:東京都千代田区)は9月10日、ナショナルタクシー(本社:大阪市城東区)を買収したと発表した。買収額は非公表。同日付で発行済みの全株式を取得した。この結果、ナショナルタクシーの181台のタクシーが加わり、日本交通グループの大阪府でのタクシー保有台数は744台となった。
ナショナルタクシーは1951年に設立、大阪の地域の人々の足として親しまれてきた老舗タクシー会社。
サッカー女子 国内初プロリーグ「WEリーグ」9/12開幕
サッカー女子の国内初のプロリーグ「WEリーグ」が、いよいよ9月12日開幕する。参加するのは11チーム。東日本のチームが多い中、関西から唯一、神戸市に拠点を置く「INAC神戸レオネッサ」が参加し、初代チャンピオンを目指す。
これまでの女子サッカーは、仕事と掛け持ちしながらプレーをしている選手が多かった。WEリーグ発足に伴い、各クラブは15人以上の選手とプロ契約を結ぶことが義務化された。これにより、海外のプロサッカーチームへ行かなくても、よりサッカーに集中できる環境が整えられた。コロナ収束後、WEリーグの躍動による、日本女子サッカー全体のレベルアップが期待される。
空飛ぶ車の24年実用化目指す スカイドライブと連携 大阪
大阪府の吉村洋文知事は9月8日、人を乗せて空を移動する「空飛ぶ車」の開発企業、スカイドライブ(所在地:東京都)と連携協定を締結すると発表した。大阪府は2025年の「大阪・関西万博」を見据え、2024年には空飛ぶ車でユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)と万博会場の夢洲を結ぶなど、大阪湾での実用化を目指している。
「大阪公立大学」設置認可 都市のシンクタンク機能を充実
大阪府立大学と大阪市立大学が統合して、2022年4月に設置される「大阪公立大学」が8月27日、文部科学相より正式に設置の認可を受けた。これを受け、大学を運営する法人の西澤良記理事長らが9月3日、大阪市役所を訪れ、大阪府の吉村知事と大阪市の松井市長に、大学の認可を報告した。
大阪公立大学は12の学域や学部と、大学院の15の研究科を持ち、学生数およそ1万6,000人と、公立の総合大学では全国で最大規模となる。報告の後、西澤理事長は「これからの重責を痛感している。公立大学の使命である都市のシンクタンク機能を充実させたい」と抱負を述べた。
コロナ重症者2,223人 3日連続で最多更新 大阪588人
厚生労働省は9月4日、新形コロナウイルスに感染して治療中の重症者が3日時点で2,223人になったと公表した。前日から2人増え、3日続けて過去最多を更新した。これまで最多だった5月下旬の約1.6倍に上っている。大阪府で588人、首都圏1都3県で111人。愛知県で82人などとなっている。
エイチ・ツー・オー 関西スーパー買収 系列2社と経営統合
阪急阪神百貨店を運営するエイチ・ツー・オーリテイリング(H2O)は8月31日、関西地盤の食品スーパー、関西スーパーマーケットを買収し、H2O傘下のイズミヤおよび阪急オアシスのスーパー2社と経営統合すると発表した。食材など商品調達で規模のメリットを生かし、収益力を向上させる。スーパーは、新型コロナウイルス禍による外出自粛の”巣ごもり”需要で足元は好調だが、ネット通販の拡大など消費動向の変化に合わせた体制整備など、投資も必要になっている。
神戸物産「業務スーパー」大阪・天下茶屋でAI実験
「業務スーパー」を展開する神戸物産(本社:兵庫県加古川市)は8月26日、人工知能(AI)を採用した実験店舗「天下茶屋駅前店」(所在地:大阪市西成区)をオープンした。陳列棚の品切れをAI搭載の店内カメラで自動検知する仕組みを導入している。
智弁和歌山 21年ぶり3度目の夏制覇! 兄弟校対決制す
第103回全国高校野球選手権大会は8月29日、決勝戦で智弁和歌山(和歌山)と智弁学園(奈良)が対戦。この注目の”智弁対決”は圧倒的な強さを発揮した智弁和歌山が9-2で勝利し、21年ぶり3度目の夏の甲子園優勝を飾った。
政府 万博会場周辺の整備計画決定 府市が規制緩和要望
日本政府は8月27日、国際博覧会推進本部を開き、2025年の大阪・関西万博に向けて、大阪メトロ中央線の会場の夢洲への延伸など会場周辺の整備計画を決めた。これを受けて、井上万博担当相が大阪を訪れ、吉村知事、松井市長と会談し、計画の決定を伝えた。
一方、大阪府市は、例えば「空飛ぶクルマ」など先進的な技術開発を紹介する展示が可能になるよう、必要な法整備や規制緩和を要望した。これに対し、井上担当相は「菅首相も規制改革には積極的で、万博まで3年8カ月、政府の対応をスピードアップさせたい」と述べた。