石破首相は大阪府の吉村知事らと面会し、万博の前売りチケットの売れ行きが振るわない現状を踏まえ、当日券を導入することも含め連携して販売促進に取り組む考えを示した。
首相官邸での面会には大阪市の横山市長や関西経済連合会(関経連)の松本正義会長らも同席、政府への要望書を渡した。要望書では前売りチケットはコンビニなどでも購入できることを幅広くPRすることや、来場日に会場で購入できる当日券の導入を検討することなどを求めている。
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万博「日本館」初公開 ”循環”テーマに3エリアで構成
大阪・関西万博で政府が出展するパビリオン「日本館」の内部が1月26日、初めて報道陣に公開された。日本館は地上2階建てで、敷地面積は1万3,000㎡と会場内で最大のパビリオンで、開催国としての発信拠点となるほか、各国の要人をもてなす場としても利用されることになっている。
日本館は「循環」をテーマに3つのエリアで構成されており、万博会場内で発生する生ごみを集めて微生物の力で分解するプラントが設けられ、生成したバイオガスで発電した電力を館内で利用するという。また、燃料への活用や食料不足などの課題の解決に向けて注目されている「藻類」の魅力を知ってもらうため、わかめやひじきなど32種類の藻類に扮した人気キャラクター「ハローキティ」も展示される。日本館はまだ工事中だが、2月末に完成する予定。