みそかつの矢場とん 2/18台北に台湾1号店オープン

みそかつの矢場とん  2/18台北に台湾1号店オープン

名古屋名物のみそかつチェーンを展開する矢場とん(名古屋市中区)は2月18日、台北市内に台湾1号店をオープンした。海外店舗はタイ(2店舗)に次ぎ2カ国・地域目。台湾のベンチャー企業、威思創意とのフランチャイズチェーン(FC)提携で出店した。

下町天丼秋光 マレーシアに海外初店舗開業 多店舗化

下町天丼秋光 マレーシアに海外初店舗開業 多店舗化

飲食店運営のカワイイ・マネジメントは2月15日、スランゴール州アラダマンサラのエボルブ・コンセプトモール内に、天丼専門店「下町天丼秋光」と、焼き鳥店「ふく田」の2店舗を同時オープンした。下町天丼秋光の海外進出は初。
下町スタイルの天丼に欠かせないアナゴは、東京の築地市場から仕入れ、浅草にある自社のセントラルキッチンで仕込み、マレーシアに送っているほか、同店で使う材料の大半は日本から輸入している。アナゴの一本揚げ、イカのかき揚げ、エビ、野菜の天ぷらが乗ったデラックス天丼は49リンギ(約1353円)。
店主の谷原秋光氏とカワイイ・マネジメントとの共同運営で、4月に台湾、7月にフィリピンに出店予定で、マレーシアでの多店舗展開も視野に入れている。NNAが報じた。

春秋航空日本 成田~武漢・重慶間に直行便就航

春秋航空日本 成田~武漢・重慶間に直行便就航

中国新聞網などによると、中国系格安航空会社(LCC)の春秋航空日本(千葉県成田市)は2月13、14日、成田空港と湖北省武漢市、重慶市をそれぞれ結ぶ直行便を就航した。いずれも同社にとって初の国際線となる。需要の大きい春節(旧正月)休暇に合わせて運航を始めた。
成田~武漢線は月、水、土曜日の週3往復で、成田~重慶線は火、木、金、日曜日の週4往復。
武漢と日本を結ぶ路線では春秋航空日本の親会社、春秋航空(上海市長寧区)が先に関西国際空港と武漢天河国際空港を結ぶ国際線を就航しており、今回の成田乗り入れで東京-大阪を巡る人気の観光ルート「ゴールデンルート」でのルート設定がしやすくなると期待される。

オークラプノンペン 19年開業に向け運営受託契約

オークラプノンペン 19年開業に向け運営受託契約

ホテルオークラ(東京都港区)は2月8日、TEHO INTERNATIONALの子会社、TEHO DEVELOPMENT COMBODIA PTE LTD(シンガポール)との間で、2019年にカンボジアの首都プノンペンにオープンする「オークラ プレステージプノンペン」の運営受託契約を締結したと発表した。
オークラ プレステージプノンペンは延べ床面積約3万4000平方㍍、地上40階、総客室数250室規模で市内随一の広さを誇る客室に加えて、和食レストラン、オールダイニングなどの飲食施設、様々な用途に利用できる宴会場と会議室を備えている。
東西にメコン川とトンレサップ川を臨むChroy Changvar半島の新興開発エリア「The Bay」に位置し、住宅、サービスアパートメント、商業施設等の建設が予定されている複合開発地域の一角を成す。また、同ホテルからはプノンペン市街の街並みを一望できる絶好のロケーションにある。

トリドール マレーシア「ボートヌードル」店舗展開

トリドール マレーシア「ボートヌードル」店舗展開

讃岐うどん専門店、丸亀製麺を世界で展開するトリドール(神戸市)はこのほど、マレーシアで人気のヌードルショップを運営展開するUtara 5 Food and Beverage Sdn Bhdに出資、同社が運営する業態「Boat Noodle(ボートヌードル)」をグループ化。2025年までに東南アジアを中心に1000店舗体制の構築を目指すと発表した。
ボートヌードルとは、タイの水上マーケットで働く人たちが日常的に船の上で食べていた、小さなスープヌードルをルーツとしている。船上で手軽に食べられるサイズのヌードルを、日本の回転ずしの要領で、自分が食べたい分注文し、食べ終わった器を積み上げながら食べ進めるスタイル。顧客の目の前で調理する、こだわりのスープヌードルは1杯1.9リンギット(約53円)。
経済成長に伴い新興国で急増する、新たに外食を楽しみ始めた消費者層の需要を取り込む。

ビームス 3月にバンコク中心部にタイ2号店

ビームス 3月にバンコク中心部にタイ2号店

ビームスは2月9日、タイ2号店を3月24日にオープンすると発表した。2号店はバンコク中心部の商業施設「サイアム・パラゴン」内に置く。カジュアルウエア、雑貨などを販売する。1号店と同様、地場の百貨店大手ザ・モール・グループ傘下のエム・キュレイテッドがフランチャイズ(FC)運営する。
2015年3月、バンコクにASEAN(東南アジア諸国連合)域内における1号店を開設してから1年。都市部のファッション市場が拡大する中、知名度の向上を狙う。
ビームスの海外店舗としてはタイ(バンコク)、香港、北京、上海、台北の5拠点で11カ所目となる。

ツアー→個人・爆買い→体験型 インバウンドに変化

ツアー→個人・爆買い→体験型 インバウンドに変化

中華圏の旧正月、春節を迎え、2016年も訪日外国人客の大幅な伸びが見込まれているが、その中身にははっきりと変化が出てきている。
その大きな変化の一つはツアー(団体旅行)一辺倒から個人旅行の比率が上昇してきていることだ。旅行業界関係者によると、2015年の春節時点ではツアー客がほとんどで、個人旅行の比率は10%未満だった。それが15年末には30%まで高まり、16年中には50%を超えると予測する。これは、スケジュールが詰まっているツアーでは買い物を十分楽しみたい人には、その時間が少ないためだ。
いま一つみられる大きな変化は、”爆買い”に象徴される、これまでのモノ一辺倒からコト消費への広がりだ。具体的には美容室でのヘアカットやシャンプー体験、それに人間ドックの健診体験などだ。爆買いから、個人の嗜好やニーズに合わせた体験型旅行への広がりだ。
東京都内の美容室では、中国人向けにヘアスタイルのメニューや、中国語を話せるスタッフをそろえているところもある。人間ドック健診体験は政府が推進する「医療ツーリズム」につながるものでもある。通常時期では200件程度の予約状況だが、今年の春節時期の予約は2倍の400件にも達しているという。
なお、比重としてはこれまでより低下する見込みだが、モノ消費もいぜん根強く、家電量販店や流通関係の免税店は大きな期待を寄せている。中国など海外専用仕様の炊飯器、掃除ロボットや、ランドセル、PM2.5除去用の高機能空気清浄機、理美容家電、調理家電などが売れ筋になると見込んでいる。

チュチュアンナ 香港に現法設立 初年度2店展開へ

チュチュアンナ 香港に現法設立 初年度2店展開へ

女性用靴下、インナーSPA(製造小売)を展開するチュチュアンナグループ(大阪市中央区)は2月3日、1月7日に香港に現地法人を設立したと発表した。中国、台湾に続き海外3拠点目。
今回設立した現地法人「HONGKONG TUTUANNA Co.,Ltd.」は香港を含めた華南エリアの事業拡大の拠点となるだけでなく、同エリア向けの商品企画を行ううえでも重要な役割を担う。
香港の店舗展開は銅鑼湾(コーズウェイベイ)、尖沙咀(チムサーチョイ)、旺角(モンコク)、沙田(サーティン)の4エリアを中心に検討。今夏をめどに第1号店の出店を予定。初年度2店舗の展開を計画している。

関空会社が大阪・なんばに「空港型免税店」開設

関空会社が大阪・なんばに「空港型免税店」開設

新関西国際空港会社および関西エアポートエージェンシーは2月3日、日本を出国する国内外の旅行者の新たな消費を喚起するとともに、訪日外国人の利便性をより一層高めるため、ロッテ免税店と協力し、大阪市内のビックカメラなんば店において空港型市中免税店を展開することで基本合意したと発表した。
これにより顧客は免税店舗のビックカメラなんば店6~7階(約4400平方㍍)で商品を購入し、空港で受け取ることができる。
2017年春を目標に開業し、初年度130億円の売り上げを見込む。商品構成はラグジュアリーブランドのファッション商品、化粧品、香水を中心に時計、宝飾品、その他和雑貨、日本土産品など。

サガミ 20年までにタイで10店、ASEANで20店体制へ

サガミ 20年までにタイで10店、ASEANで20店体制へ

外食事業を展開するサガミチェーンは1月29日、タイ・バンコクの商業施設「シーロムコンプレックス」内でタイ3号店をグランドオープンした。日本酒や焼酎などのアルコール類を充実させ、夜間の利用者を取り込む。2020年までにタイで10店舗、東南アジア諸国連合(ASEAN)域内で20店舗の展開を目指す。
今回グランドオープンしたタイ3号の店名は「Japanese Dining&Bar SAGAMI」で、座席数は50席。営業時間は午前10時半~午後10時。1日当たり昼に70人、夜間に50人程度の来客を見込み、1日当たり6万バーツ(約20万円)の売り上げを想定。
日本各地の日本酒21種類、焼酎11種類のアルコール類約60種類をそろえた。和麺・一汁三菜のほか、手羽先や焼き鳥、刺し身、すしなど約150種のメニューを用意している。
サガミは2014年4月にタイ1号店、15年3月に2号店をオープン。海外ではタイ、中国、インドネシアで7店舗を展開している。NNAが報じた。