タイのセブンイレブン 鶏卵消費拡大キャンペーン開始

タイのセブンイレブン 鶏卵消費拡大キャンペーン開始

タイのコンビニエンスストア「セブンイレブン」を展開するCPオールは10月10日、鶏卵の消費拡大キャンペーンを開始したと発表した。政府の方針を受け、国民の鶏卵消費量拡大につなげる。キャンペーン予算は1000万バーツ(約3300万円)以上。11月25日までの約1カ月半にわたり、茶わん蒸しや半熟卵など卵料理の販売を強化するとともに、即席めんやパンとのセット販売を行う。セブンイレブンの鶏卵の販売は13年まで1日約10万個相当だったが、現在は約20万個相当に倍増。今回のキャンペーン効果で、これを40万個相当に増やしたい考えだ。

タイ1人当たりの鶏卵消費量は年間117個。政府は2018年までに300個に倍増させる目標を打ち出している。セブンイレブンは現在、全国で7900店舗を展開。14年末までに8100店とし、15年はさらに600店を増やす計画だ。NNAが報じた。

インドネシア訪れた8月外国人旅行者7.2%増の82万人

インドネシア訪れた8月外国人旅行者7.2%増の82万人

インドネシアを訪れる外国人旅行者が増加している。同国中央統計局によると、8月の外国人旅行者数は前年同月比7.2%増の82万6821人に上った。同国は観光振興に向け、関連インフラの整備を推進しており、14年の外国人旅行者数は、過去最高を更新した13年の880万人を上回る950万人を見込んでいる。ジャカルタ・ポストなどが報じた。

同国主要空港の8月の外国人旅行者数をみると、首都ジャカルタ郊外にある同国の玄関口・スカルノハッタ国際空港が同15.9%増の21万8903人、観光地バリ島デンパサールのングラライ国際空港が同8.9%増の33万6628人となっている。このほか、客数の伸び率が最高だったのは、バリ島の東に位置するロンボク島のロンボク国際空港で、同123.6%と急増した。

同国の観光・経済創造省によると、14年1~6月の観光分野への国内外からの投資額は前年同期比114.7%増の2億5599万㌦(約276億円)に達している。SankeiBizが報じた。

ラーメンの通販サイトがシンガポールにラーメン店

ラーメンの通販サイトがシンガポールにラーメン店

国内最大級のラーメン・つけ麺の通販サイト「宅麺.com(https://www.takumen.com/)」を運営するグルメイノベーション(東京都渋谷区)はシンガポールにラーメン店を出す。テーマパーク風にEC(電子商取引)で人気がある6店のラーメンを提供し、食べ比べできるようにして現地客を取り込む。

「 宅麺」として10月中に出店する。約30席で客単価は20シンガポールドル(約1700円)程度。主に富裕層の来店を見込む。日本でファンが多い「ラーメン二郎」で修業した店主のいる「ちばから」などのラーメンを販売する。各店からレシピを取り寄せ、現地でつくったスープと麺を提供する。1日300食の提供。月商1500万円を目指す。現地での売り上げに応じ、扱うラーメンブランドを入れ替え、人気がある店舗は単独で出店も検討する。

 

LCCの香港エクスプレス 12月から成田便就航

LCCの香港エクスプレス  12月から成田便就航

中国本土の航空大手、海航集団(HNAグループ)傘下で、香港を本拠地とする格安航空会社(LCC)の香港エクスプレス航空は10月9日、香港と成田を結ぶ直行便を12月8日から就航すると発表した。香港~成田便は毎日1往復で運航する。運航スケジュールは香港発便が午後1時45分出発、成田に午後6時55分着。成田発便が午後7時50分出発、香港に午前10辞10分着となる。香港エクスプレスは9月末、11月16日から香港~羽田便を毎日2便に増便すると発表したばかりだ。

MPIがセブンイレブンをFC展開 10年で2500店に

MPIがセブンイレブンをFC展開  10年で2500店に

インドネシアで「セブンイレブン」をウネイするモタン・プトラ・インドネシア(MPI)は、同国でフランチャイズ・チェーン(FC)店の展開に本格的に乗り出す。ヘンリー堀の素社長が現在の176店から今後10年間で約2500天に増やす方針を明らかにした。日本経済新聞が報じた。

「餃子の王将」がギョーザの主要食材と麺を国産化

「餃子の王将」がギョーザの主要食材と麺を国産化

中華料理チェーン「餃子の王将」を展開する王将フードサービスは10月8日、同日からギョーザの主要食材と麺用の小麦粉を国産にしたと発表した。これまでインドネシア産だったショウガ、主に米国産だった皮用の小麦粉を切り替えた。豚肉、キャベツ、ニラ、ニンニクはもともと国産。7月に中国で起きた期限切れ鶏肉問題などで、「食」の安全に対する消費者の関心が高まっていることに対応した。

JR東日本 訪日誘客へマレーシアとタイでラッピング列車

JR東日本  訪日誘客へマレーシアとタイでラッピング列車

JR東日本はマレーシアとタイで、11月から2015年春まで訪日旅行をPRするラッピング列車を運行する。クアラルンプールKLモノレールの車体に、東北、秋田新幹線のE5、E6系、バンコク・スカイトレインには雪遊びのラッピングを施した車体を1両編成ずつ用意する。

オートバックス マレーシアで子会社 海外展開加速

オートバックス マレーシアで子会社  海外展開加速

オートバックスセブンは10月6日、マレーシア政府と進めているジョホール州の地域開発プロジェクト「イスカンダル計画」で、同地域における出店を目的とした、100%出資の子会社「オートバックス・マレーシア」を年内に設立すると発表した。資本金は100万リンギ(約3300万円)、自動車関連の部品・用品の卸売りと小売り、輸出入を事業内容とする。2015年3月の事業開始を予定している。

オートバックスグループは、ASEAN地域において、1995年にシンガポールに初出店して以来、タイおよびマレーシアに出店。経済成長が著しく、自動車の普及が進みつつあるマレーシアにはオートバックス店舗に加え、JX日鉱日石トレーディアなどと合弁会社でENEOS AUTOBACS店舗を展開している。

酒蔵ツアーの訪日外国人観光客でにぎわう灘五郷

酒蔵ツアーの訪日外国人観光客でにぎわう灘五郷

酒造会社が集積し、日本酒の約3割を生産する酒どころ灘五郷(神戸市東部~兵庫県西宮市)が、外国人の観光客でにぎわっている。これは、アジア主要国に日本政府が観光ビザの発給を緩和したことや、円安の進行に伴い割安で訪日旅行が可能になったことなどによるものだ。しかも、海外における日本酒人気から、酒蔵をぜひ見てみたいという外国人が増え、こうした要望に応え、旅行会社などが盛んに酒蔵を訪ねるツアーを企画しているためだ。これを受けて、酒造会社により灘五郷の酒造メーカーはいずれも誘致に積極的だ。英語、中国語、韓国語などの通訳に加え、海外営業担当者が交代で外国人対応にあたるところもある。

「UNIQLO OSAKA」10/31開業 中・韓・英語対応

「UNIQLO OSAKA」10/31開業 中・韓・英語対応

ファーストリテイリングは10月6日、大阪市北区の阪急梅田駅前にグローバル旗艦店「UNIQLO  OSAKA」を31日にオープンすると発表した。国内のグローバル旗艦店は心斎橋店、銀座店に続き3店目。急増する外国人観光客を意識し、国内で初めて店名をローマ字表記にした。従業員約360人の約1割が英語や韓国語、中国語での対応が可能という。

グローバル旗艦店は世界に向け発信する最新商品を揃えた拠点で、海外に10店ある。「UNIQLO  OSAKA」はヤンマー本社ビルの1~4階に入り、売り場面積は約3000平方㍍。とくに注力する子供服とベビー服は売り場は約2割を占める。1階には初の「フリースミュージアム」を設ける。