ロッテマート インドネシア初の食品スーパー1号店

ロッテマート インドネシア初の食品スーパー1号店

 韓国小売業大手のロッテマートは8月21日、南ジャカルタ・クマンのアマリス・ホテル1階にインドネシア初となる食品スーパー1号店を開業した。店舗面積は1070平方㍍。商品の約70%が食料品で、生活必需品も店頭に並ぶ。クマンは外国人が多く住む地域として知られており、購買層の主力は中・上流層。

 ロッテマートは2008年にインドネシアに進出。高級ショッピングモールなど総合商業施設をインドネシア国内に37店舗展開しているが、取扱商品の大半が食料品のスーパーマーケットは今回が初。

ミニストップ 韓国・中国軸にアジア事業強化

ミニストップ 韓国・中国軸にアジア事業強化

 ミニストップはアジア事業を強化する。約1900店と海外で最大の店舗網を持つ韓国では、2014年度から大規模な既存店の改装に取り組み、内装に木材などを使って高級感を出し、イートインスペースを広げてカフェ風の店舗に転換。新店も合わせて今年度中に約260店に導入し、女性などの集客増につなげる計画だ。

 中国では新たにフランチャイズチェーン(FC)展開を始め、2015年度中に現在の2倍の100店体制にする。同国では現在、青島市に直営で約50店を運営しており、直営店とFC店を合わせ早期に200店体制にする。国内を上回る店舗数があるアジアに積極的に投資し、成長力を高める。日経MJが報じた。

中間所得層増加のベトナムでゴルフ場集客熱

中間所得層増加のベトナムでゴルフ場集客熱

 中間所得層が増えるベトナムで、様々なゴルフ場の集客促進策が熱を帯びている。同国不動産大手のヒムラムコーポレーション(ホーチミン市)は6月、ハノイに結婚式場併設のゴルフ場を開業した。国内はもちろん、海外からも集客する。7月には日本の旅行会社エーベックス・インターナショナル(東京都新宿区)と提携。日本食メニューの提供、日本語ができるスタッフの育成などで日本からのゴルフ客を見込む。

 同国のゴルフ場は26カ所とされ、政府認可の計画では2020年までに100カ所規模に増える。生き残りには他ゴルフ場との差異化がポイントとなりそうだ。日経産業新聞が報じた。

焼き鳥KUURAKU 15年初にジャカルタに1号店

焼き鳥KUURAKU 15年初にジャカルタに1号店

 焼き鳥チェーン居酒屋「くふ楽」「福みみ」を展開する「KUURAKU グループ」(千葉市美浜区)は8月21日、現地大手ディベロッパーと組み、インドネシアに焼き鳥専門店を出店すると発表した。5年で10店舗の独占フランチャイズ契約を締結。2015年初頭にジャカルタのショッピングモール内に1号店をオープンする予定。年間10億円の売り上げを目指す。

 本格焼き鳥を主力とした居酒屋業態で展開、現地の中間・富裕層と日本人駐在員をターゲットとする。客単価は日本国内の3500円に対し、3000~3500円を想定する。同グループの海外出店はカナダ、インドに次いで3カ国目。インドネシア出店を皮切りに他の東南アジア諸国への出店を視野に入れている。

進出先の味覚に合わせた「味千ラ-メン」が人気

進出先の味覚に合わせた「味千ラ-メン」が人気

    こってりした豚骨スープの「味千ラーメン」を運営する重光産業(熊本市)は、中国、シンガポール、米国など世界12カ国・地域で、国内店舗(92店舗)の7倍を超える658店を展開している。進出先の味覚に合わせたトッピングや味付けで人気を集めており、5年後の1000店を目標に据える。

    海外店舗のうち9割の594店が中国だ。海外店舗の経営は現地のパートナー会社に任せるものの、味や品質は自社で管理するのが重光産業の方針。スープには日本でつくったタレを混ぜるのも基本だ。海外で開発したオリジナルのラーメンは100種類を超えるといい、売り上げは日本の定番である豚骨味の2倍を超えている。毎日新聞が報じた。

豪州・メルボルン空港 7月の旅客数は月間新記録樹立

豪州・メルボルン空港 7月の旅客数は月間新記録樹立

 オーストラリア・メルボルン空港は8月21日、7月の旅客輸送実績を発表した。旅客数は前年同月比2.5%増の277万2319人で、月間新記録となった。そのうち国際線は同9.9%増の72万5489人。

 人気の海外旅行先である日本、インドネシア路線がとくに好調だったほか、イスラム教のラマダン(断食期間)の開始が例年より早かった影響で、インドネシア、マレーシア、シンガポールからの旅客数も多かった。レスポンスが報じた。

 

10/8から関空~ヤンゴンに定期チャーター便就航

10/8から関空~ヤンゴンに定期チャーター便就航

 ミャンマー国際港空は8月22日、関西国際空港からカンボジアの首都プノンペンを経由し、ミャンマーの最大都市ヤンゴンを結ぶ定期チャーター便を10月8日から運航すると発表した。週3便の予定。

 ミャンマーの仏教遺跡を巡る日本発の観光ツアーが好調で、需要が大きいと判断した。今後はビジネス客の利用も見込めるため、定期便運航を計画している。

サトレストランがタイで合弁設立、5年で8店出店目指す

サトレストランがタイで合弁設立、5年で8店出店目指す

 外食のサトレストランシステムズは8月21日、タイ・バンコク市内でタイの財閥大手サハグループおよび日本食レストランを展開する日本亭グループと合弁会社「日本亭サト」を設立することで契約を締結した。   

  「日本亭サト」の資本金は6000万バーツで、出資比率は運営を主導する日本亭グループが61%、サハグループが20%、サトレストランシステムズが19%。この「日本亭サト」がタイ事業を手掛け、サハグループが東部チョンブリ県シラチャーに開発した商業施設「Jパーク」で10月18日に第1号店を開業する。

    それ以降は、1店当たり3000万バーツ(約1億円)を投じて年1店を開設していく計画で、5年内に年商2億バーツとすることを目指す。向こう5年で「和食さと」を最低8店出店する目標を掲げている。

 「和食さと」の中核商品である、しゃぶしゃぶ食べ放題メニュー「さとしゃぶ」を目玉として売り出すほか、タイの消費者の嗜好に合った新メニューも投入する。

ティプラン クリーニング事業などでカンボジア進出

ティプラン クリーニング事業などでカンボジア進出

 ティプラン(大阪市阿倍野区)は、クリーニング事業とリネン・サプライ事業でカンボジアに進出した。6月末に日系ショッピングモール「イオンモールプノンペン」に日本式の高品質仕上げのクリーニング店とクリーニング工場を開設した。従業員は11人(日本人2人)。日本製の機材を揃えるとともに、日本のクリーニング職人を置いた。イオンに来店する富裕層や入居企業などに日本独自の高品質のクリーニングサービスを提供する。

    また、プノンペンを中心に取次店を約15店程度と契約し、現地ホテルや日系企業、欧米の外資企業向けにリネン・サプライ事業を展開する計画。カンボジアで初年度売上高3000万円を見込む。

12/19からセブ島~関空直行便就航 フィリピン航空

12/19からセブ島~関空直行便就航 フィリピン航空

 新関西国際空港は8月21日、関西空港とフィリピン・セブ島を結ぶ直行便を、フィリピン航空が12月19日に就航させると発表した。週4便で各199席。所要時間は4時間50分で、現在フィリピン航空が毎日運航しているマニラ経由便に比べ2時間ほど短縮される見込み。