日銀大阪支店はが発表した短観(企業短期経済観測調査)によると、関西製造業の景気判断を示す指数はトヨタ自動車など自動車メーカーの認証取得を巡る不正発覚を受け、2期連続で悪化した。一方、非製造業は外国人観光客の増加を背景に2期ぶりの改善となった。
調査は5月下旬から6月にかけて実施。製造業の指数は前回の3月の調査から2ポイント下回り0ポイントとなった。一方、非製造業の指数は前回を1ポイント上回りプラス17ポイントとなった。
この調査は日銀大阪支店が関西のおよそ1,300社を対象に、景気の現状を尋ねるもので、景気が「良い」と回答した企業の割合から「悪い」と回答した企業の割合を差し引いた指数。
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横浜ゴム 中国・杭州市で367億円投じ乗用車用タイヤ新工場
横浜ゴム(本社:神奈川県平塚市)は7月1日、中国浙江省杭州市に19億6,000万人民元(約367億円)を投じ、乗用車用タイヤの新工場を建設すると発表した。生産能力は年間900万本でスタートし、将来的には拡大も想定している。2026年第2四半期から生産開始を予定。
現地政府の都市開発との絡みで移転要請を受け、現地タイヤ生産会社、杭州優科豪馬輪胎有限公司の既存工場を移転し、同じ杭州市内に今回のプロジェクトを推進するため、新たに横浜ゴムが全額出資する「杭州銭塘優科豪馬輪胎有限公司」を設立する。また、今回の移転を機に中国市場における今後のさらなる乗用車用タイヤの需要増を確実に取り込むため、生産能力を300万本増産する。