三菱HCキャピタルなど 配車アプリGOとの協業を開始

三菱HCキャピタルおよび、グループ会社の三菱オートリースは8月27日、タクシー配車アプリなどを展開するGO(所在地:東京都港区)との間で、法人向けEV用の充電インフラを整備・拡充するため、EV導入・運用に関する顧客ニーズの収集、情報連携などを含めた協業を開始したと発表した。この協業を通じて、三菱HCキャピタルおよび三菱オートリースの両社はEV急速充電サービスなどのノウハウを蓄積することで、企業の充電インフラに関する様々な課題を解決するソリューションを構築し、将来的に統合型サービスの機能拡充を図る。

12企業・団体の「未来の都市」パビリオンの展示内容発表

2025年大阪・関西万博で国内12の企業と団体が取り組む「未来の都市」をテーマにしたパビリオンの展示内容が発表された。このパビリオンは気候変動など地球規模の課題を解決しながら、誰もが幸せな暮らしを実現できる未来の都市がテーマ。会場でも最大規模の4,800㎡の延床面積に、実施主体の博覧会協会と12の協賛企業などがプレゼンテーション展示を行う。
日立製作所とKDDIは、持続可能な社会に向けた取り組みを行わなかった場合の2035年に生きる10歳の少年から”SOS”を受け取ったという設定の映像を上映するシアターを設ける。そこで来場者がスマートフォンなどを使って、今できる取り組みを選択していくことで、未来がより良い方向に変わることを体験してもらうコンテンツを展示するという。商船三井は船の帆で受けた風で船底のタービンを回し、そのエネルギーで水を分解して水素を生産し、運搬もする未来型の船の模型を展示する。

パリパラ開幕 最多167カ国・地域, 難民選手団4,400人が参加

パリパラリンピックは日本時間の8月29日午前3時から開会式が行われ、フランスのマクロン大統領が開会を宣言して12日間の戦いが幕を開けた。今大会には史上最多の167カ国・地域と難民選手団から、およそ4,400人が参加する予定。
パラリンピックとして初めて競技場の外で行われた開会式で、選手たちはパリ中心部のシャンゼリゼ通りからフランス革命の舞台となったコンコルド広場までパレードした。

JAXA H3ロケット4号機による通信衛星「きらめき3号」打上げへ

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は8月27日、H3ロケット4号機によるXバンド防衛通信衛星「きらめき3号」を、10月20日に打ち上げると発表した。打上げ予定時間帯は15時42分〜17時30分(日本標準時)。打上げ予備期間は10月21日〜11月30日。打上げ場所は種子島宇宙センター大型ロケット発射場。

「バンコク日本博 2024」8/30〜9/1, サイアムパラゴンで

タイ最大級の日本総合展示会「バンコク日本博 2024」が8月30〜9月1日の3日間、バンコク都心の商業施設サイアムパラゴン5階、ロイヤルパラゴンホールで開催される。今年で9回目。日本に関する旅行、留学、就職、飲食などがテーマ。旅行会社はじめ、日本の自治体などが出展する。開催期間中、約10万人の来場者が見込まれている。

タイ自動車生産12カ月連続減, 7月も17%減, 販売減続く

タイ工業連盟(FTI)のまとめによると、7月の自動車生産台数は前年同月比17%減の12万4,829台にとどまった。この結果、前年同月比の減少は12カ月連続となった。家計債務比率の高止まりにより、自動車ローンの利用件数が減少し、販売台数の落ち込みが続いている。7月の国内向けは41%減の3万7,291台となった。

みずほ銀行「空飛ぶクルマ」のSkyDriveに5億円出資

みずほ銀行は8月27日、「空飛ぶクルマ」の開発および「ドローンサービス」の提供を行うSkyDrive(本社:愛知県豊田市)に5億円出資したと発表した。この出資はみずほ銀行のトランジション出資枠によるもの。
空飛ぶクルマが将来的に重要なモビリティインフラとなることを見越し、業界の垣根を超えた連携が国内外で進んでおり、みずほ銀行も空飛ぶクルマの社会実装の早期実現に向け、取り組みを推進している。

JALと三菱重工 需要増加の航空機整備事業で協業を検討

日本航空(JAL)と三菱重工業は8月27日、航空機の修理や整備・部品の供給など航空機のアフターマーケット事業で協業することで覚書を交わしたと発表した。三菱重工はJALグループで航空整備を手掛けるJALエンジニアリングと共同で両グループのノウハウを生かした事業を展開する。

7月のパソコン出荷 台数・金額ともに2カ月ぶりプラスに

電子情報技術産業協会(JEITA)のまとめによると、7月のパソコン(PC)出荷台数は前年同月比37.7%増の57万9,000台、また出荷金額は同32.5%増の678億円だった。台数・金額ともに2カ月ぶりにプラスに転じた。出荷台数の約9割を占めるノートPCが43.2%増の49万5,000台、出荷額573億円だった。ノートPCの買い替え需要が牽引した。