シーアールイー インドネシア西ジャワ州で物流施設開発

シーアールイー(本社:東京都港区)は12月25日、連結子会社CRE Asia Pte.Ltd.が参画する合弁会社Cella Management Pte.Ltd.がマルチ型物流施設の開発用地の売買契約を締結したと発表した。このプロジェクトはインドネシア西ジャワ州ボゴール県チルンシに位置し、現在建設中の高速道路の入口が5km以内に完成する予定。
マルチ型物流施設の建物は地上1階建て、延床面積は約6万5,000㎡(約2万坪)。施設は2期に分け、第1期は2024年春、第2期は2025年春にそれぞれ竣工の予定。

ソフトバンクロボ 中国PUDUのサービスロボ取扱開始

ソフトバンクロボティクス(本社:東京都港区)は12月25日、中国のShenzhen Pudu Technology Co.,Ltd.(本社:中国広東省深セン市、日本法人Pudu Robotics Japan、以下、PUDU)の日本における総代理店として、同社の商用サービスロボットの取り扱いを開始したと発表した。これは今年9月にPUDUと締結したマスターディストリビューター契約(総代理店契約)に基づくもので、国内外で人気の高い「BellaBot」「KettyBot」なども取り扱う。

ダイハツ 12/25から3工場稼働停止 26日から本社工場も

ダイハツ工業(本社:大阪府池田市)は国の認証取得の不正問題で、新たに64車種で174件の不正が見つかったことを受けて、12月25日から3工場で稼働停止したほか、26日から本社工場も稼働停止する。25日から停止したのは滋賀工場(所在地:滋賀県竜王町)、京都工場(同京都府大山崎町)、子会社のダイハツ九州の大分工場(同大分県中津市)の3工場。
稼働再開時期について、現時点では全く見通しが立っていない。これら4工場では昨年度1年間で合計92万台余りを生産しており、1カ月間の稼働停止で7万台規模の生産が止まることになり、経営への影響は避けられない見通し。また、当該工場の各地域経済への影響も懸念される。

松井裕樹 パドレスと5年・総額40億円で契約

米大リーグ、パドレスは12月23日(日本時間24日)、樂天から海外FA権を行使してメジャー移籍を目指していた松井裕樹投手(28)と5年契約で合意したと発表した。米メディアによると、5年総額2,800万ドル(約40億円)の契約で、複数のオプトアウト(契約破棄条項)も付いているという。これにより、来季はダルビッシュ有投手(37)とチームメートになる。

全国高校駅伝 男子・佐久長聖 女子・神村学園が制す

師走の都大路を疾走する恒例の全国高校駅伝は12月24日、京都市のたけびしスタジアム京都発着で行われた。男子(7区間、42.195km)は佐久長聖(長野)が2時間1分0秒で、6年ぶり3度目の優勝を果たした。女子(5区間、21.0975km)は神村学園(鹿児島)が、アンカーの”激走”でゴール直前で逆転、5年ぶり2度目の栄冠に輝いた。

競馬の有馬記念ドウデュースが混戦断つ 武豊巧騎乗

2023年中央競馬の最後のG1レース、第68回有馬記念(2500m芝、16頭出走)が12月24日、中山競馬場で行われた。ジャパンカップ快勝後、電撃引退した最強馬イクイノックス不在で上位人気馬が分散、混戦模様の中、2番人気のドウデュース(武豊騎乗)が勝ち、昨年の日本ダービーに続くG13勝目を挙げた。2着は7番人気のスターズオンアース、3着には引退を発表しラストランだったタイトルホルダーが入った。
ドウデュースは最後の直線勝負に懸け、スタートから終始後方で折り合いをつけることに注意を注いだ。最終コーナーをまわる少し手前から加速、絶妙のタイミングで追い出し、日本ダービーを彷彿とさせる末脚で逃げるタイトルホルダーを捉え、そのままゴール板を突っ切った。休養明けから2走し、状態が上がっていたこともあったが、道中折り合いの難しい同馬の末脚を引き出した武騎手の巧騎乗が光った。

関西3空港国内線予約は分散化で年末年始は昨年比微減

航空各社は12月22日、12月28〜1月3日の年末年始の1週間に大阪空港(伊丹)、関西空港、神戸空港の3空港を発着する国内線の予約状況を発表した。全日本空輸(ANA)は3空港で昨年同期に比べ1.1%少ない20万3,800人、日本航空(JAL)は大阪と関西で1.4%少ない15万6,400人、ピーチ・アビエーションは関西で9.3%少ない5万2,500人、スカイマークは神戸で1%多い5万1,000人だった。大手2社が昨シーズンをやや下回った点について、年が明けた1月6日から3連休も予約が多く、それぞれの休みに合わせて予約が分散したためではないかとしている。

23年のライブ・エンタメ市場6,408億円で過去最高

ぴあ総研の推計によると、2023年のライブ・エンターテインメント市場の市場規模は6,408億円に上った。従来予測から78億円上方修正した。新型コロナウイルス禍前の2019年の6,295億円を上回り、過去最高となる。2025年の市場規模は6,525億円とし、3年間の年成長率は0.9%とみている。この結果、従来予想の2.4%より成長率は鈍化する。

日本の22年労働生産性 OECDで30位 4年連続下落

日本生産性本部のまとめによると、2022年の日本の時間あたり労働生産性は52.3ドルだった。欧米などに比べ、新型コロナウイルス禍からの経済回復が遅れたことが響いた。経済協力開発機構(OECD)加盟の38カ国中30位で、比較可能な1970年以降で過去最低を更新した。2021年の順位は28位で、順位の下落は4年連続。ただ、時間あたり労働生産性は2021年比の実質ベースで0.8%上昇している。

YKK AP タイのカーテンウォール会社を連結子会社化

YKK AP(本社:東京都千代田区)は12月22日、タイのカーテンウォール(CW)メーカー、YHS International Ltd.(所在地:タイ・バンコク、以下、YHSI)および、その製造会社Siam Metal Co.,Ltd.(所在地:タイ・サムットサコーン県、以下、SM社)の株式を取得し、連結子会社化したと発表した。YHSI社およびSM社は、YKK APで4拠点目のグローバルCW製造拠点として、安定供給体制を構築するとともに、アジア地域でのCW事業のさらなる拡大を進める。YHSI社およびSM社はCW設計・製造・施工・メンテナンスでタイ最大手。