岩手県北上市の山林で10月8日午前、損傷の激しい男性の遺体が見つかった。遺体は頭部と胴体が離れた男性で、複数の爪痕があり、警察はクマに襲われたとみて捜査している。遺体はきのこ採りに出かけ行方不明になっている照井千代美さん(73)とみられる。遺体が見つかった場所は和賀町岩崎新田の入畑ダム付近の北側の山林。
北上市では7月、同じ和賀町山口地区で80代の女性が住宅の居間でクマに襲われ死亡している。
公明 連立離脱 26年の協力に幕 企業・団体献金で隔たり
「秋の高山祭」開幕 城下町の秋夜照らす屋台の提灯
岐阜県飛騨地方の秋を彩る伝統行事で、国の重要無形民俗文化財に指定されている「秋の高山祭」が10月9日、高山市で始まった。祭りは10日まで。
同日は日没後、「宵祭」が開催され、お囃子の音が響く中、提灯を灯した伝統的な屋台が街中に繰り出した。温もりを感じさせる橙(だいだい)色の明かりが、季節が移り、朝晩は肌寒い城下町の沿道に集まった観光客らの笑顔を照らしていた。
市によると、9日は約11万5,000人が訪れた。2日間で計20万人の人出が見込まれている。
高山祭りはユネスコの無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」に登録されている祭りの一つ。京都の祇園祭、埼玉の秩父夜祭とともに、日本三大曳山祭として知られている。