ロシアの調査報道サイト「インサイダー」は9月29日、捜査当局の文書を独自に入手したとして、今年2月に刑務所で死亡した反体制の指導者、ナワリヌイ氏の死因について、政権側が発表した自然死ではなく毒殺だったと報じた。
報道によると、当初文書には、ナワリヌイ氏の健康状態が急激に悪化し、腹痛を訴えおう吐し、けいれんしたことなどが医療スタッフに報告されたと記載されていたものの、こうした内容はすべて削除されたという。そして、2020年に毒殺未遂事件の被害に遭ったナワリヌイ氏を治療したロシア人医師らは、腹痛とけいれんが起きる間隔が短かったことなどの症状から、死因を「毒物の混入以外で説明することは難しい」と指摘しているという
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競馬のスプリンターズS 9番人気ルガルがG1初勝利
秋競馬のG1シリーズ第一弾、第58回スプリンターズステークス(1200m芝、16頭出走)が千葉・中山競馬場で行われた。上位人気馬が伸び悩む中、9番人気のルガル(西村淳也騎乗)が1分7秒0で優勝した。G1初勝利を飾るとともに、1着賞金1億7,000万円を獲得した。西村騎手、杉山晴紀調教師いずれもこのレース初勝利。
レースは、前半の600m通貨が32秒1とハイペースを刻む。ルガルは好スタートから3番手を追走。最後の直線で力強く伸び先行馬を差し切った。安定した、まだ伸びしろを感じさせるレースだった。首差2着には内から伸びた5番人気のトウシンマカオが入線。さらに首差の3着に、ゴール前鋭く伸びた4番人気のナムラクレアが入った。