パナソニックエイジフリー 介護向けの歩行車市場に参入

パナソニックグループ100%出資のパナソニックエイジフリー(本社:大阪府門真市)は8月9日、要介護者が買物用と室内用で使用する歩行車2種を、31日から販売すると発表した。福祉介護用品店など法人向けに販売し、消費者は店舗からレンタルで使う。買物用「カウサポ」、室内用「カジサポ」それぞれ初年度1万台の販売を見込む。希望小売価格はカウサポが8万1,000円(税抜き)、カジサポが同5万9,800円(同)。かご位置を高くすることで荷物などを取り出しやすくしたほか、重心を手前にして操作しやすくした。

中国 8/10から日本など約80カ国に団体旅行解禁 約3年半ぶり

中国政府は8月10日、日本、米国、欧州(EU)、韓国など世界約80カ国への団体旅行を新たに解禁すると発表した。新型コロナウイルス禍の影響で2020年1月に禁止して以来、約3年半ぶりの再開。先行して解禁した国を加えると約140カ国への団体旅行を認めたことになる。

大谷10勝目 未到の2年連続「2ケタ勝利・2ケタ本塁打」の偉業

米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平は8月9日、アナハイムでのジャイアンツ戦に「2番・投手兼指名打者」で先発し、6回1失点(自責点0)で10勝目を挙げた。この結果、ベーブ・ルースも未到の2年連続での「2ケタ勝利・2ケタ本塁打(すでに40本)」の偉業を達成した。

東急建設, 帝人 水素エネルギー実用化へ建設現場で水素発電機を検証

東急建設(本社:東京都渋谷区)と帝人(本社:大阪市北区)は8月9日、東京・渋谷で建設工事現場における電源として活用する水素燃料電池発電機の有効性と有用性に関する検証を実施したと発表した。
両社は建設工事現場への水素エネルギーの普及を目指し、東急建設が施工中の渋谷駅周辺開発に伴う建設工事現場で、帝人グループが開発した水素燃料電池発電機の、燃料電池ユニットと同ユニットに水素を供給する圧力容器ユニットを用いて、電気設備機器の電源としての水素燃料電池発電機の有効性と有用性を検証した。

広島ー上海線 9/22から約3年半ぶり運航再開 週3往復で

広島県などは8月8日、中国東方航空が9月22日から広島ー中国・上海線の運航を再開すると発表した。月・水・金曜日の週3往復、156席で運航する。道路線は新型コロナウイルス禍で2020年3月から運休しており、約3年半ぶりの運航となる。
広島空港での国際線再開は台北、ソウル、大連・北京に続いて4路線目。上海線は新型コロナ禍前の2019年度、約7,000人が利用していた。

長崎で78回目の鎮魂の祈り 台風接近で思い思いの場所で合掌

長崎は8月9日、78回目の原爆の日を迎えた。台風接近で時折強い風雨が吹き付ける中、被爆者・家族、親族、関係者らは早朝から、各所で思い思いの場所で鎮魂の祈りを捧げた。異例の台風接近の最中での原爆の日で、平和記念公園での本来の平和祈念式典が会場変更され、縮小されたことで各所に分散。早朝から平和祈念像に手を合わせる人の姿や、爆心地近くの浦上天主堂では約150人が早朝のミサに参加した人がみられた。

エア・ウォーター 天然ガス活用CO2フリー水素案件がNEDOに採択

エア・ウォーター(本社:大阪市中央区)と戸田工業(本社:広島市)は8月8日、北海道豊富町で両社が進める、未利用天然ガス活用の地域CO2フリー水素サプライチェーンの構築事業案件が、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の水素社会構築技術開発事業に採択されたと発表した。同日、同事業に向けた取り組みを開始した。今回両社が進める「メタン直接改質(DMR)法」により、CO2が発生しない水素を商用規模で生産するのは国内初の取り組み。

脱炭素へコマツ, 日立, デンヨーが水素混焼発電機 最大50%混焼可能

脱炭素へコマツ、日立製作所、デンヨーの3社は8月8日、開発を進めていた250KW水素混焼発電機の製品化に成功したと発表した。同発電機は、燃料に水素を最大50%混合した発電が可能で、軽油のみを燃料とした場合に比べ、発電時の二酸化炭素(CO2)排出量を最大50%削減できるという。コマツは同発電機の初号機を小山工場に導入し、2023年9月中の本格稼働を目指している。

熱中症で救急搬送 全国で2週連続で1万人超え いぜん高水準

総務省消防庁のまとめによると、7月31日から8月6の1週間に熱中症とみられる症状で、医療機関に救急搬送された人は全国で1万810人で、前週に続き2週連続で1万人を超えた。今年一番多い人数を記録した前週より955人減少した。ただ、これでも前年同時期と比べるとおよそ1.4倍を超えている。亡くなった人は18人で、3週間以上の入院が必要な重症者は260人だった。

地上64階 高さ330m 東京・港区に日本一高いビル完成 11/24開業 

東京都港区にオフィスや住宅などが入る高さ330mの超高層ビルが完成した。2023年11月24日開業予定の「麻布台ヒルズ森JPタワー」で、大阪市の「あべのハルカス」を抜き、日本一の高さのビルになる。
このビルを含め開業予定の3棟の高層ビル(うち2棟が64階建て、1棟が54階建て)群、麻布台ヒルズと名付けられたエリアは、敷地面積がおよそ6万4,000㎡で、東京ドームおよそ1.4個分に相当する広さ。施設の延床面積は86万㎡で六本木ヒルズを上回る規模となる。