都内自治体で新たに”トイレトラック”導入へ 品川・目黒区

頻発する地震をはじめとした自然災害などで、いつまでも変わらず取り残されている社会課題の一つが避難所などでのトイレの問題だ。断水や停電で水洗トイレが使用できなくなり、避難した人らが水を摂取するのを極力控えて体調を崩す例が少なくない。首都直下型の大規模地震が想定されている中、この深刻な問題に対応するため、東京都内の自治体で水洗トイレを備えた「トイレトラック」を導入する動きが出てきた。
調布市はトイレトラックをすでに導入しているほか、品川区でも近く導入する予定という。そして、目黒区も令和7年度にトイレトラック1台を新たに導入する予定だ。このトイレトラックには、車いすの人も使用できる多機能トイレ1つを含めた5つの洋式トイレや、発電用の太陽光パネルなどが備えられ、タンクが満水の状態で950回から1,300回ほど使用可能という。

近畿24年有効求人倍率1.13倍, 3年ぶり前年下回る 建設業など

大阪労働局によると、近畿2府4県の2024年1年間の有効求人倍率は1.13倍で3年ぶりに前年を下回った。前年比マイナス0.04ポイントだった。円安を背景にした原材料価格の上昇などを受けて、建設業や製造業などで求人数が減少したことが主な要因。
府県別では奈良県が1.32倍(前年比−0.01)、滋賀県が1.25倍(同−0.10)、京都府が1.23倍(同、前年と同じ)、和歌山県が1.23倍(同−0.02)、兵庫県が1.14倍(同−0.02)、大阪府が1.05倍(同−0.05)だった。

三井住友建設 フィリピン地下鉄工事のトンネル掘削を開始

三井住友建設は1月31日、フィリピンで施工中のマニラ首都圏地下鉄事業(フェーズ1)CP103工区で、トンネル掘削工事を開始したと発表した。
1月16日に開催されたトンネルボーリングマシンの発進式典には、フィリピン運輸省ジェレミー・レヒノ次官、フィリピン国軍ロメオ・ブラウナ参謀総長、二瓶大輔在フィリピン日本国大使館経済公司、坂本威午JICAフィリピン事務所長らが出席した。
2023年2月に起工式が開催されたCP103 工区は、ケソン市のアノナス駅、キャンプ・アギナルド駅(カティプラン駅から呼称変更)の駅舎工事を含むイーストアベニュー駅からオルティガスノース駅を結ぶ全長約6.5kmの地下鉄区間。

万博に向け大阪松竹座で2/1〜「立春歌舞伎特別公演」開始

大阪・中央区の大阪松竹座で2月1日、「立春歌舞伎特別公演」が始まった。これは4月13日に開幕する大阪・関西万博に向けて、文化や芸術の魅力を発信するプロジェクトの一環。大阪府や大阪市が企画したもの。
今回の特別公演では「義経千本桜」や「恋飛脚大和往来 封印切」などの演目が上演され、16日まで開催される。

24年労働力人口 過去最多の6,957万人 32万人増え2年連続更新

総務省が1月31日発表した労働力調査によると、15歳以上の働く意欲がある労働力人口は2024年に6,957万人に上り、比較可能な1953年以降で最多だった。前年比32万人増え、2年連続で最多を更新した。働く高齢者や女性、外国人の増加が大きい。
労働力人口は、働いている就業者数と、仕事を探している失業者数の合計で、働く意欲がある人を示す。
少子化で生産年齢人口(15〜64歳)は減少している一方で、労働力人口は年金だけでは生計が成り立たない事情もあるが、働く意欲のある高齢者、そして女性が押し上げている。

教員給与 段階的に引き上げ31年に10%に 文科省が改正案

文部科学省は教員の人材確保には教員の処遇改善が必要として、給与の上乗せ分をいまの月給4%から2031年までに段階的に10%に引き上げることなどを盛り込んだ法律の改正案をまとめた。2026年から毎年1%ずつ引き上げ、6年後の2031年に10%にする。文科省は現在開会中の通常国会に法案を提出し、成立を図る方針。
公立学校の教員の給与は現在「給特法」に基づき、残業代を支払わない代わりに、一律で月給の4%が上乗せされている。

近畿24年新築マンション33年ぶり高値 うめきたで25億円も

不動産経済研究所のまとめによると、2024年に近畿2府4県で発売された新築マンションの1戸あたりの平均価格は、前年比14.8%高の5,357万円と33年ぶりの水準に上昇した。JR大阪駅北側の「うめきた」エリアの”グラングリーン大阪”に建設された最高価格25億円のタワーマンションが全体を押し上げた。この結果、1㎡あたりの単価は90万7,000円と、1973年の調査開始以来の最高値を4年連続で更新した。
一方、発売戸数は1万5,137戸にとどまり、3年連続で減少した。ただ、大阪市内のマンション価格の高騰を受けて、吹田市や東大阪市など周辺部では駅に近い物件の発売が増えている。

能登半島地震 住宅被害 石川県など10府県で15万5,000棟超

総務省消防庁のまとめによると、発生から1年1カ月経過した能登半島地震の住宅被害が1月28日時点で、石川県はじめ10府県に及び合わせて15万5,751棟に上ることが分かった。このうち10万8,000棟近くが石川県内だった。また、石川、富山、新潟の3県で合わせて516人が亡くなった。このうち災害関連死は288人。

24年 東京への転入超過7万9,285人 3年連続増 一極集中続く

総務省が住民基本台帳に基づいてまとめた外国人を含む東京都全体の人口の動きを見ると、若い世代を中心に転入超過が目立ち、いぜんとして東京一極集中の傾向が続いていることが分かった。
2024年1年間で東京都への転入が前年より7,321人増えて46万1,454人、東京からの転出が同3,679人減り、38万2,169人だった。この結果、7万9,285人の転入超過となり、前年の6万8,285人から1万1,000人増え、3年連続で転入超過の人数が拡大している。転入超過の人数を年代別に見ると、15〜19歳が1万4,286人、20〜24歳が6万4,070人となっている。
転入超過となったのは東京都に次いで人数が多い順に神奈川県、埼玉県、大阪府、千葉県、福岡県など。

長野・飯山高校の”リケジョ”3人が快挙 世界大会で1位

台湾で開かれた高校生対象の、科学研究の世界大会「台湾国際科学フェア」(1月19〜25日)で、飯山高校(所在地:長野県飯山市)の女子生徒3人の「二酸化炭素を吸収する小さなボール」に関する研究が生化学部門の1位に輝いた。快挙を達成したのは飯山高校自然科学部の大塚結愛さん、高藤陽菜果さん、藤沢佳美さんの3人。地球温暖化対策につなる研究として高く評価された。
同大会には世界30カ国・地域の高校生が参加し、化学、数学、天文学など13部門で自分たちの研究成果を発表した。