ダイハツ 中国の電池大手CATLとEV電池供給で覚書

ダイハツ工業(本社:大阪府池田市)は11月11日、中国の車載電池大手、Contenmporary Amperex Technology Co.,Limited(以下、CATL)との間で、電気自動車(EV)の電池供給で覚書を締結したと発表した。ダイハツはCATLと電池の低コスト化に取り組み、軽自動車や小型車のEV電池を安定的に調達できる体制を整え、2025年までにEVを市場投入する計画。

オリックス DHCを子会社化 23年3月までに全株取得

オリックス(本社:東京都港区)は11月11日、化粧品・健康食品大手ディーエイチシー(DHC、本社:東京都港区)の過半数の株式を保有する大株主、吉田嘉明会長兼社長から全株を譲り受け、同社を子会社化すると発表した。残りの株式も既存株主から取得する方針で、買収額は総額3,000億円規模となる見通し。株式譲渡は2023年3月までに完了する予定。吉田氏は株式譲渡終了後に退任する予定。

関西空港 10月入国外国人は前月比約3倍の11万人余

大阪出入国在留管理局関西空港支局によると、10月に関西空港から入国した外国人数は、9月の3倍近くに増えて11万6,657人(速報値)となり、政府が10月11日に新型コロナウイルスの水際対策を大幅に緩和した効果が出た。
関西空港からの入国者は、感染拡大前の2019年は1カ月あたり70万人近くに上っていた。だが、感染拡大後は大きく減少し、2021年は毎月3,000人前後にとどまっていた。

「マサカリ投法」村田兆治さん 自宅火災で死亡

「マサカリ投法」で通算215勝を挙げた元ロッテの投手、村田兆治さんが11月11日、東京・世田谷区成城の自宅で火事があり、死亡した。72歳だった。死因は一酸化炭素中毒とみられる。右肘の手術を克服して活躍した先駆者としても知られる。近年は全国の離島を巡って、子どもたちに野球を指導していた。

マツダ ロシア生産から撤退発表 特損120億円

マツダは11月10日、ロシアにおける生産事業から撤退すると発表した。極東ウラジオストクの製造販売会社の保有株式を、すべて合弁先のソラーズ社に1ユーロで売却することを決め同日、譲渡契約を締結した。この譲渡契約には今後3年間は売却した株式を買い戻せる権利が盛り込まれている。
同社はロシアのウクライナ侵攻を受け、今春から生産活動を停止していた。今回の譲渡に伴い約120億円の特別損失を計上する見込み。

USJに3年ぶり巨大ツリー復活 電飾数最多の61万球

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、所在地:大阪市此花区)は11月10日、冬イベントの開幕に合わせ、3年ぶりに巨大クリスマスツリーを報道陣に公開した。園内の広場「グラマシーパーク」に設置した今年のツリーは、電飾数が3年前より約2万球多い約61万球と世界最多の高さ30m超。イベントは11月11日から2023年1月9日まで。

9月末の国債発行残高993兆円 1,000兆円目前,最大更新

財務省は11月10日、普通国債の発行残高が9月末に993兆7,695億円になったと発表した。6月末から9兆4,612億円増え、過去最大を更新した。これに加えて政府が8日に閣議決定した2022年度第2次補正予算案で、22兆8,520億円の増発を計画されている。したがって、1,000兆円を突破するのは時間の問題となっている。

北大 常圧でCO2からアルコールの直接合成に成功

北海道大学の研究チームは、電気を使って二酸化炭素(CO2)からアルコールを直接合成することに成功した。常圧で温度は220度で反応する。火力発電所などから回収したCO2を化学品減量に変換する用途を想定する。反応効率を高めた触媒を開発し、実用化を目指す。日本経済新聞が報じた。

スズキとパワーエックス 蓄電池で協業の検討開始

スズキ(本社:静岡県浜松市)と、蓄電池の製造・販売を手掛けるパワーエックス(本社:東京都港区)は11月10日、日本とインドにおける蓄電池と超急速EV充電器を活用した事業で、協業の可能性を検討することで合意、覚書を締結したと発表した。これにより、再生可能エネルギーにお利用拡大およびEVの普及を促し、カーボンニュートラル社会の実現に貢献することを目指していく。