出入国在留管理庁は4月28日、外国人技能実習制度に代わる新制度「育成就労」を創設する改正出入国在留管理・難民認定法を巡り、2027年4月1日の施行に向け、詳細な制度設計を盛り込んだ法務省令案に関する意見公募(パブリックコメント)を開始した。今夏ごろの省令改正を目指す。
省令案では、育成就労で新たに認める転籍(転職)について、地方から都市部への過度な人材流出を防ぐため、東京、大阪、神奈川、千葉、埼玉、愛知、京都、兵庫の8都府県を「大都市圏」と定め、同圏内の事業者が受け入れ可能な転籍者数を他の道県よりも制限している。
日本ダービー馬タスティエーラ 香港G1を制覇
牝馬3冠リバティアイランド安楽死 香港Gレースで故障発症
長野・上高地で本格的な登山シーズン到来告げる「開山祭」
槍ヶ岳、穂高連峰など北アルプスの玄関口、長野県松本市の上高地で4月27日、本格的な登山シーズンの到来を告げる「開山祭」が行われた。開山祭には地元の関係者や登山客およそ2,000人が参加。まずスイスの伝統楽器アルプホルンの愛好家による演奏が披露され、引き続き登山者の安全を祈願する神事が執り行われた。神職が祭壇に向かって祝詞を詠み上げた後、地元の関係者らが玉串を捧げた。そして、上高地のシンボル、河童橋の上で鏡開きを行い、梓川に御神酒を注いだ。
松本市によると、上高地は山岳リゾート地として人気が高まっており、海外からの観光客の増加も加わって、2024年の同地への訪問者数は前年比20万人増の153万人余りに上っているという。