日本政府は、インドのメトロ建設や生物多様性保全計画など3件を対象に総額1,268億1,400万円を限度とする円借款を供与する。この内訳は①ビハール州パトナ市のメトロ建設計画(第一期)(供与限度額986億1,200万円)②西ベンガル州の気候変動対策のための森林・生物多様性保全計画(供与限度額93億800万円)③ラジャスタン州水資源セクター生計工場計画(第二期)(供与限度額188億9,400万円)。
メトロ建設により、事業完了2年後の2030年には1日あたり1号線で約53.4万人、2号線で約26.7万人の乗客を輸送することが可能となる見込み。生物多様性保全計画では事業完了2年後の2033年には二酸化炭素(CO2)が森林に蓄積されることを見込んでいる。
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宅配便「再配達」削減へ4/1から1カ月間集中的取組
国土交通省は、トラックドライバー不足の深刻化による物流業界の「2024年問題」と呼ばれる課題の解決に向けて、4月1日から1カ月間、宅配業者の負担となっている「再配達」の削減に向けた取り組みを集中的に行う。
再配達の削減に理解を求める特設のホームページを開設するほか、ネット通販や宅配の事業者と連携して、共通のロゴマークなどを各社のホームページに掲載し、利用者への周知を徹底する。この中で、配達の時間指定を使って1回で確実に荷物を受け取ることや、不在のときも玄関先などに荷物を届ける「置き配」の活用などを呼び掛ける。
国交省によると、2021年度の宅配便数は49億個余に上り、ネット通販の普及を背景に5年で20%以上増えている。一方で再配達となる荷物の割合は2022年10月の調査で11.8%となっている。今回の取り組みを通じて利用者の意識を高めて、2025年度に7.5%まで引き下げたい考え。
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政府 新たな「観光立国推進基本計画」閣議決定
政府は3月31日、2023〜2025年度の新たな「観光立国推進基本計画」を閣議決定した。改訂は6年ぶり。観光立国の持続可能な形での復活に向け、「持続可能な観光」「消費拡大」「地方誘客促進」の3つのキーワードをもとに、観光政策を推進する。
同計画では早期達成を目指す目標として、インバウンド消費5兆円(2019年実績4.8兆円)、国内旅行消費20兆円(同21.9兆円)を掲げた。また、質の向上を強調し、持続可能な観光地域づくりに取り組む地域数を現在の12地域から100地域に拡大する。このほか、訪日外国人については消費単価を1人あたり20万円(同15.9万円)、地方部宿泊数2泊(同1.4泊)を目指すとしている。