日本生産性本部が12月19日発表した2021年の労働生産性の国際比較によると、日本の1時間あたりの労働生産性は49.9ドルで経済協力開発機構(OECD)加盟38カ国中27位となった。これは比較可能な1970年以降、最も低い順位。
日本は、経済成長率は上昇したものの、新型コロナ禍からの経済正常化に伴い、労働時間が増えたことが生産性の下押しにつながったという。
1位はアイルランドで、139.2ドル、2位はルクセンブルクで119.2ドル。いずれも法人税率が低く、外資企業が数多く立地する。先進7カ国では米国の7位(85.0ドル)が最高だった。
労働生産性は、働く人が一定の時間内にどれだけモノやサービスを生み出したかを指標化したもの。
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インドの11月乗用車販売は28.1%増 7カ月連続増
インド自動車工業会の自動車統計(出荷ベース)によると、11月の単月の乗用車(多目的車、バンを含む)の国内販売台数は、前年同月比28.1%増の27万6,231台で、5月以降、7カ月連続で前年同月を上回った。この結果、2022年4〜11月の乗用車販売台数は前年同期比36.9%増の250万4,084台となった。
このほか、二輪車、三輪車も売り上げを伸ばしており、自動車全体(乗用車、二輪車、三輪車)の11月単月の合計販売台数は前年同月比19.9%増の155万8,145台だった。
なお、11月のメーカー別乗用車販売をみると、首位のマルチ・スズキは前年同月比20.7%増の13万2,395台、韓国の現代は29.7%増の4万8,002台、地場のマヒンドラ&マヒンドラは56.2%増の3万292台などとなっている。
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W杯 アルゼンチン36年ぶり3回目V PK戦で仏を破る
サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会は12月18日、アルゼンチンとフランスの間で決勝戦が行われ、延長、PK戦の末、アルゼンチンが36年ぶり3回目の優勝を果たした。フランスは連覇を逃した。
試合は前半2−0でメッシ率いるアルゼンチンがリード、主導権を握った。しかし、後半、粘るフランスはエース、エムバペの2ゴールで追いつき、延長戦に入った。ここでもアルゼンチンが先に勝ち越し点を奪うが、またもフランスはエムバペがハットトリックとなる得点を挙げて追いつき、3−3の激闘を繰り広げた。運命のPK戦はアルゼンチンが4−2で制した。
FIFAは、カタール大会のゴールデンボール(MVP)にメッシ、シルバーボールに、56年ぶりに決勝戦でハットトリックを達成したエムバペ(8得点で得点王)、ブロンズボールにはクロアチアのモドリッチをそれぞれ選出した。