塩野義製薬と長崎大学は3月4日、マラリア予防・治療薬やワクチンについて、複数の候補を発見したと発表した。両者が2019年から2024年3月までの進めてきた共同研究協定の第1期の成果。これを受け、塩野義の手代木功社長と長崎大学の永安武学長が同日、2024年4月から2029年3月までの第2期事業の開始に関する協定書に調印した。第2期では早期の臨床試験(治験)の開始を目指す。
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在留中国人が多い国トップはタイ 日本は10位 増える移住
米投資情報サイト「インサイダーモンキー」のまとめによると、中国人の国外移住状況が明らかになった。その結果、世界で最も多い在留中国人の多い国はタイで、約930万人に上った。米ブルームバーグ通信が報じた。これは世界各国の入国管理資料などを調査し、富裕層の移住者、企業や政府機関の駐在員を含むすべての在留中国人数をまとめたもの。
タイは中国人の流入が顕著で、タイの不動産や経済活動に大きな影響を与えている。中国人にタイが人気の要因として①ビジネスチャンス②文化的親和性③投資の可能性ーを挙げている。タイの人口は2022年統計で6,600万人。すでに7人に1人が中国人となっている。
2位はマレーシアで在留中国人は688万4,800人。マレーシアの華人コミュニティは同国の経済界を支配し、株式所有率は1969年の22.8%から1990年には45.5%へ倍増。現在も富裕層の多くは華人系。3位は米国で502万5,817人、4位はインドネシアで283万2,510人、5位はカナダで179万9,195人、6位はミャンマーで172万5,794人、7位はオーストラリアで139万639人、8位はフィリピンで127万3,125人、9位は韓国で107万566人、10位は日本で92万2,000人だった。
11位はベトナムで74万9,466人、12位はフランスで約60万人、13位は英国で48万8,847人、14位はシンガポールで45万481人、15位はブラジル約25万人、16位はニュージーランドで24万7,770となっている。