アスエネAPAC タイでESGコンサルのGreen Frogが業務提携

アスエネ(本社:東京都港区)は8月23日、海外現地法人Asuene APAC(本社:シンガポール)がタイで、ESGコンサルティングなどを手掛けるGreen Frog Innovation(本社:タイ)と業務提携したと発表した。両社は、タイの現地企業を中心にCO2排出量の見える化・削減・報告クラウドサービス「ASUENE」と脱炭素ソリューションの提供を行い、APAC企業の脱炭素・サスティナブル経営を支援する。

三菱マテリアル 連結子会社がタイで鉱山用工具の新工場

三菱マテリアル(本社:東京都千代田区)は8月23日、連結子会社MMCリュウテックがタイの製造拠点のOTEC(Thailand)Co.,Ltd.(以下、OTEC社)で、鉱山・土木用工具の製造体制を拡充するため、新工場を建設すると発表した。新工場の所在地はタイ・プラナコーンシーアユタヤ県。敷地面積は5万4,400㎡、延床面積は1万1,900㎡。製造品目は鉱山・土木用工具のロッド。

関電不動産開発 バンコクで分譲戸建住宅開発第2弾に参画

関電不動産開発(本社:大阪市)は8月23日、タイ・バンコクで現地パートナーのThe Nest Property社と共同で、分譲戸建住宅プロジェクト「AVIAN Krungthepkreetha(エイビアン・クルンテープクリタ)」に参画し、販売開始すると発表した。同案件の所在地は、バンコク都心から車で30分のバンコク都サバンスーン区で、バンコク有数の高級住宅街クルンテープクリタエリアの一角。敷地面積は約6.8ha。開発戸数は166戸・2階建て。工期は2023〜2027年の予定。同プロジェクトは同社のタイ・バンコクにおける分譲戸建住宅開発の第2弾。

タイでエムポックス重症型を確認 アジアで初の感染者

タイ保健当局は8月22日、エムポックス(サル痘)の、より重症化しやすい「クレード1」感染者が確認されたことを明らかにした。この感染者は14日、アフリカから中東を経由してタイに入国、バンコク郊外に到着した欧州の男性(66)。同当局この男性に接触した約40人の経過を観察中で、現時点では症状は確認されていないという。アジアでクレード1のエムポックス感染者が報告されたのは初めて。
クレード1は家庭内感染が多く致死率も高いとされ、2022〜2023年に流行し、世界各地へ拡大したクレード2とは違いがある。

三重県 タイ・バンコクに東南アジア展開の企業支援拠点

三重県は8月19日に、東南アジア地域に進出する県内企業の支援拠点をタイ・バンコクに開設する。名称は「三重県アセアンビジネス展開サポートオフィス」。野村総合研究所の現地法人に業務を委託して運営する。現地の政治・経済などの情報を提供するほか、展示会や商談会への出店を支援する。

タイ憲法裁判所 セーター首相解任 閣僚資格違反者の任用で

タイ憲法裁判所は8月14日、議会上院の前議員40人がセーター・タウィーシン首相(62)の解任を求めた裁判で、この訴えを認め、セーター首相を解任した。裁判官9人のうち5人が解任に賛成、4人が反対した。
罪状は4月の内閣改造で、首相府相として入閣したピチット・チューンバーン氏(65)が、過去に実刑判決を受け服役していたことが発覚。セーター首相は憲法が定める閣僚資格に違反する人物を閣僚に任用したというもの。

スター精密 タイ子会社2社を合併 業務の効率化,合理化図る

スター精密(本社:静岡市)は8月9日、タイ子会社で工作機械の製造を手掛けるスターマイクロニクスマニュファクチャリング(タイランド)と、東南アジア全体の販売拠点のスターマイクロニクス(タイランド)を合併すると発表した。合併後の社名は「スターマイクロニクス(タイランド)」(仮称)。タイの製造拠点と東南アジア全体の販売拠点を統合し、業務の効率化および合理化を図る。

電子部品実装ロボのFUJI タイにショールーム開設

電子部品実装ロボットならびに工作機械の開発・製造・販売を手掛けるFUJI(本社:愛知県知立市)は8月9日、グループ会社、FUJI MACHINE ASIA PTE.LTD.(本社:シンガポール)の子会社で、タイにオフィスを構えるFuji Machine(Thailand)が建屋を拡張し、新たなショールーム「Fuji Machine Asia Innovation Center」を開設したと発表した。
ショールームでは、最先端の生産フロア自動化システムのデモンストレーションが見物できる。このほか、手挿入部品の基板組付け工程を自動化する装置も導入されている。

韓国の現代自動車 タイで26年からEV生産 投資額41億円

タイ投資委員会(BOI)は8月7日、韓国の現代自動車が首都バンコク東郊のサムットプラカーン県に電気自動車(EV)の新工場を建設すると発表した。 現代自動車が提出している投資計画によると、投資額は10億タイバーツ(41億円)。2026年にも稼働、タイ市場中心に供給開始するという。生産能力などの詳細は公表しなかった。