タイ暫定首相、榊原経団連会長と会談 経済協力で一致

タイ暫定首相、榊原経団連会長と会談 経済協力で一致

2月8日来日したタイのプラユット暫定首相は9日、経団連の榊原経団連会長と会談し、タイで計画されている鉄道などのインフラ整備に向けて協力することで一致した。榊原会長は「タイには日系企業がおよそ4000社進出し、経済発展に貢献している。日本の経済界としては、タイの一層の発展のために鉄道や港湾を含めたインフラ整備に協力していきたい」と述べた。

これに対し、プラユット暫定首相は「タイは今後予定されている議会選挙を通じて政治の安定化を図ることに、理解を深めてもらいたい。鉄道建設に向けても日本からの協力を期待している」と語り、タイのインフラ整備に向けて協力することで一致した。タイはバンコクを中心とする地域に新たな鉄道やミャンマー南部に大規模な工業団地や港湾施設の建設を計画している。NHK Webが報じた。

6/13・14「ベトナムフェスティバル2015」開催決定

6/13・14「ベトナムフェスティバル2015」開催決定

日本国内最大規模の日越交流イベント「ベトナムフェスティバル2015」が6月13(土)、14(日)の両日、東京・代々木公園で開催される。開催時間は両日とも午前10時から午後8時まで。開会式は13日11時から。雨天決行。今回はベトナム建国70周年記念事業の一環として、アオザイショーや伝統芸能歌舞団を招聘し、「食」「文化」「音楽」など様々なベトナムの文化を紹介する。出展数は約80ブース(飲食店50ブース、物販・企業・団体30ブース)、来場者数は約13万人(2013年実績)を見込んでいる。2014年はデング熱の影響で開催中止となったため、15年は例年の9月から時期を6月に移しての開催となる。VIET JOが報じた。

台湾で”森健”・千葉県ブーム 森田知事が千葉県物産PR

台湾で”森健”・千葉県ブーム 森田知事が千葉県物産PR

千葉県の森田健作知事が2月5日、東京都内で行われた「千葉の味覚フェア 」オープニングイベントに出席した。千葉県産農林水産物PRを目的に、26日まで都内の有名レストラン5店舗とコラボしたフェアが行われる。この日は南青山のイタリアンレストラン「HATAKE AOYAMA」の神保佳永シェフが千葉のダイヤモンドポーク、のり、さつまいも(べにはるか)を使った絶品3品を提供した。

この日は、そんな森田知事を追いかけるスーツ姿の外国人美女の姿が。正体は台湾の旅番組「背包践客(ペイパオチェンカー)」の企画で、「森田健作知事の一日秘書」として密着したモデル、サニー・リンさん(24)。この企画、実は森田知事が千葉県の物産PRのため、台湾を訪れたのがきっかけ。かつてのタレント活動時代の出演作品、ドラマ『おれは男だ』を知っている世代の台湾人も多く、森田知事は人気があるという。そんな縁で今回旅番組でオファーしたのだとか。こうした背景があって、台湾では思わぬ”森健”ブーム”千葉県ブーム”が起きているという。東スポWebが報じた。

比アキノ大統領と会談 日本商工会議所使節団

比アキノ大統領と会談 日本商工会議所使節団

日本商工会議所の三村明夫会頭を団長とするミッションは2月5日、マニラ市の大統領府(マラカニアン宮殿)でアキノ大統領と会談した。三村会頭は会談後、率直な意見交換を行い、アキノ大統領が「日本はフィリピンにとって、戦略的互恵関係にある最重要の2つの国の一つ」と語ったことを明らかにした。自動車産業育成に関する誘致政策、環太平洋経済連携協定(TPP)などについても意見交換した。回答を団長とする日商ミッションがフィリピンを訪れたのは1992年以来23年ぶり。同ミッションは7日までフィリピンに滞在する予定。NNAが報じた。

マレーシアで北海道水産・農産加工品14社が売り込み

マレーシアで北海道水産・農産加工品14社が売り込み

北海道の水産・農産加工食品メーカーなど14社による販売商談会が2月4日、マレーシア・クアラルンプール市内のホテルで行われた。これは、マレーシアの流通小売関係業者や飲食店関係者を対象に、日本貿易振興機構(ジェトロ)、北海道、札幌商工会議所などが主催し行われたもの。毛ガニや夕張メロンなどの生鮮品の「HOKKAIDO」ブランドは、マレーシアでもすでに高い認知度を得ているが、今回は日持ちの長く物流上の利便性が高い加工食品を主体として、さらに広範囲での市場参入の方向を探った。北海道経済部経営支援局国際経済室によると、北海道からアジア全域への食品輸出額は年間560億~570億円規模に上り、過去10年間で約2倍に拡大している。14社はマレーシアに続きタイのバンコクでも開催する。NNAが報じた。

 

JMA シンガポールで機械メーカー商談会を初開催

JMA  シンガポールで機械メーカー商談会を初開催

日本能率協会(JMA)は2月4日、日本企業のアジア進出支援の一環として、シンガポールで石油精製、化学、医薬品などのプロセス産業向けの機械・素材メーカーが参加する商談会を初めて開催した。シンガポール視察交流事業の一環で、日本企業の要望に基づき現地パートナー企業の候補をアレンジした。今回の視察に参加した日本企業は13社・団体。シンガポール側は地元企業や日系企業など約40社が出席した。現地企業からは質の高い機械の導入と、きめ細やかなアフターサービスに期待する声が上がっていた。NNAが報じた。

長崎県 バンコクで県産品の輸出促進へ和牛をPR

長崎県  バンコクで県産品の輸出促進へ和牛をPR

長崎県は2月3日、長崎和牛の知名度向上と県産品の輸出促進を狙い、タイのメディア関係者向けの試食会をバンコク高級日本食レストラン「すき正」で開催した。2月末までバンコクで「長崎和牛フェア」と銘打った広報活動を展開し、来年度(2015年4月~16年3月)の和牛輸出量1㌧超えに弾みをつける。同県観光物産局の担当者によると、長崎県の和牛のタイ向け輸出は昨年度が700㌔で本年度は1㌧弱の見通し。長崎和牛の取り扱い店舗はバンコクで約10店舗。和牛を提供する飲食店の増加でバンコクでも神戸牛、松坂牛などのほかにも、肉質の違いに関心を向ける人が出てきているという。NNAが報じた。

2/22 レンマークモールで「スラバヤ日本祭り」開催

2/22 レンマークモールで「スラバヤ日本祭り」開催

インドネシア東ジャワ州スラバヤのレンマークモールで2月22日「スラバヤ日本まつり」が開かれる。国立アイルランガ大学などスラバヤの大学、団体などの有志が実行委員会を発足。在スラバヤ日本総領事館が後援し、親日家の多いスラバヤで大規模な日本・インドネシア交流イベントにしようと準備を進めている。会場となるレンマークモールは、開発が進むスラバヤ西部にある新しいモールで、日本まつりを開催して今後の集客を見込む。

スラバヤではこれまで日本文化に関するイベントはいくつかあったが、企業や団体などが個々に開催していた。これらを一つにまとめて大規模な祭りにしようとアイルランガ大学人文学部日本研究学科の講師らが企画。他にもスラバヤ国立大学、ドクターストモ大学、8月17日大学、スラバヤ大学など日本語の専攻がある学校、コスプレなど日本文化ファンの団体のほか、学生や講師のつながりで100人を超える有志が集まった。じゃかるた新聞が報じた。

JNTO訪日観光客誘致へインド・ニューデリーで商談会

JNTO 訪日観光客誘致へインド・ニューデリーで商談会

日本政府観光局(JNTO)は2月2日、インドの首都ニューデリーで地場旅行代理店を対象としたセミナー・商談会を開催した。今回のセミナー・商談会には旅行関係者約100人、日本から全国の11の自治体・団体が参加した。春の桜、冬の雪など季節ごとに変わる豊かな自然を強くアピールした。国営航空エア・インディア大阪支店によると、インドにおける日本の観光名所の認知度は依然として低く、まだまだ情報提供が必要という。インドでは3日にも、西部マハラシュトラ州ムンバイでも同様のセミナー・商談会を開催する。NNAが報じた。

関西の「食」を海外へ シンガポールでフェス&商談会

関西の「食」を海外へ シンガポールでフェス&商談会

ALL関西「食」輸出推進委員会らは1月30日、シンガポールで2月3~12日、関西フェスティバル(うち1日の商談会含む)を開催すると発表した。日本食需要の高いシンガポールを日本食輸出の有望市場と捉え、関西とシンガポールの「人」「モノ」の流れをさらに加速させるのが狙い。「ALL関西フェスティバルin シンガポール」は2月3~12日、シンガポール伊勢丹スコッツ店で、関西名物の食品の実演販売および店頭販売、各種関西の文化PRなどを行う。また会期中の5日には、日本食レストラン「山水」San-Sui Sumiyaki & Bar で現地複数の日本食レストランのシェフおよび購買担当者、現地日本食取り扱いバイヤーとの試食形式の商談会を行う。