ジャカルタとマニラ市場が史上最高値 東南ア株式
東南アジア株式市場は2月6日、ジャカルタ市場がインドネシア政府のバイオディーゼル補助金増額を好感し、パーム油関連株が値上がりし、史上最高値で終了した。マニラ市場は企業決算を好感して、今年9度目の史上最高値での引けとなった。
ジャカルタの総合株価指数終値は1.19%高の5342.51。1月23日に付けたこれまでの終値での最高値5323.88を上回った。週間では1%の上昇。パーム油の生産会社が値上がりを主導。アストラ・アグロ・レスタリは8%高。インドネシア政府当局者は、バイオディーゼル補助金増額の政府案が6日、議会での最後のハードルを越えたと語った。補助金増額は3月から実施される可能性がある。マニラ市場の総合株価指数は0.70%高の7728.18で終了。2月4日に付けたばかりのこれまでの最高値の7716.06を上回った。週間では0.5%の上昇で、7週連続の値上がりとなった。ロイター通信などが報じた。