中国15年GDP7%に設定 高速成長終わり「新常態」へ

中国15年GDP7%に設定 高速成長終わり「新常態」へ 

中国政府が3月5日、全国人民代表大会(全人代)で2015年の実質国内総生産(GDP)成長率の目標を7.0%前後に設定した。過去3年間の7.5%前後から0.5%引き下げ04年以来11年ぶりの低い水準だ。李克強首相は「わが国経済の発展は新常態(ニューノーマル)に入った」と宣言、高速成長が終わり、新たな安定成長を目指す時代に入ったとの認識を示した。