アジア債券に大量の売り イ中銀が異例の債券買い介入
ロイターによると、5月29日のアジア債券は、米連邦準備理事会(FRB)による資産買い入れ早期縮小観測を背景に米国債利回りが急上昇したことで、大きく売られた。市場関係者によると、高利回りのアジア債券にいままで巨額の買いを入れてきた外国人投資家がこの日、売りを先導した。この結果、インドネシア、マレーシア、フィリピン、韓国オーストラリアの債券市場が売りに押される展開となった。これにより、ルピア建て債が急落したため、インドネシア中央銀行は異例の債券買い介入に動いた。