インドネシア株下落 ジャカルタ総合指数は高値から20%安
8月20日のインドネシア株式相場は4営業日続落となった。指標のジャカルタ総合指数は一時、3カ月前に付けた過去最高値から20%下落した。同指数は現地時間午前10時(日本時間正午)現在、前日比2.7%安の4197.09。この4営業日で11%の下落だ。一時は3.4%安の4167.59まで下げた。
過去最高の経常赤字で通貨ルピアが2009年以来の安値水準まで売られているうえ、過去4年間で最も急激なインフレ加速で追加利上げ懸念が台頭する中、インドネシア株は7~9月期に入って、世界の株価下落率トップとなっている。