四国電力 インドネシアの水力発電事業に参画 海外初

四国電力 インドネシアの水力発電事業に参画 海外初

四国電力(本社:香川県高松市)は2月28日、テレグラ・アジア・エナジー社(以下、テレグラ社)が開発を進めるインドネシア北スマトラ州における水力発電事業に、三井物産(本社:東京都千代田区)とともに参画することに合意し、3社間で契約を締結したと発表した。四国電力にとって東南アジアで初の発電(IPP)事業で、海外での水力発電事業への参画も初めて。
今回の案件は北スマトラ州に出力1万KWの「バタントル3発電所」を建設し、インドネシア電力公社(PLN)へ20年間の長期売電契約に基づいて電力を供給するもので、2020年の運転開始を予定している。同発電所への出資比率はテレグラ社50.25%、四国電力および三井物産各15%などとなっている。