MHPS 中国・製紙大手向けにガスタービン2基受注

MHPS 中国・製紙大手向けにガスタービン2基受注

三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は5月15日、中国の製紙大手、理文造紙有限公司が本拠を構える広東省東莞市の工場向けに、H-25形ガスタービン2基を受注したと発表した。天然ガス焚きコージェネレーション(熱電併給)設備を構成する中核機器となるもの。運転開始は2020年を予定。
同社はガスタービンを納入するとともに、技術者を派遣して機器の据え付け・試運転の指導を担う。
製紙工場の自家発電設備として、出力6万2,000KWの電力とともに、排熱回収ボイラーを通じてガスタービンの排ガスを活用した製造プロセス用蒸気を最大で毎時150㌧供給していく。