技能実習生受け入れで日本の監理団体が”裏契約”の不正発覚

外国人技能実習生受け入れを担う千葉、埼玉の2つの監理団体がベトナムの送り出し機関との間で、実習生が失踪したら賠償金を支払わせるなどの”裏契約”を交わしていたことが発覚した。関係者によると、裏契約では1年目に失踪したら30万円、2年目以降は20万円の賠償金を受け取れるなどとしていた。出入国在留管理庁と厚生労働省は、不適切な報酬の受け取りを禁じた技能実習適正化法に違反するものとして、この2つの監理団体の運営許可を近く取り消す。