「日・イは運命共同体、友好を深めたい」次期駐日大使
次期駐日インドネシア大使に決まったユスロン・イフサ・マヘンドラ氏(55)はこのほど、今後の日本・インドネシアの関係について所信を披瀝した。じゃかるた新聞によると、同氏は日・イの政治や経済、社会など多岐にわたる分野について、流暢な日本語で説明。今後の両国関係について「日・イは運命共同体として互恵関係を構築し、さらに友好関係を深めていく必要がある」と強調した。
同氏はインドネシア大学政治社会学部卒業後、1990年、筑波大に留学。同大で法学修士号、国際政治経済学博士号取得。日大国際関係学部講師、日刊紙コンパスの東京支局長を務めるなど計13年間にわたる日本滞在経験を持つ知日家。
2003年の帰国後、メガワティ政権で工業商業相補佐官。04年、月星党(PBB)から出馬し、国会議員に初当選。国会第1委員会副委員長として防衛を担当した。同氏は10~11月に着任の予定。