デザイナー、オスカル・ラワラタさんがJFWに出展
インドネシア出身の著名デザイナー、オスカル・ラワラタ氏が10月22日、インドネシア各地の伝統織物を活用した一連のドレスを発表。南ジャカルタのショッピングモール、スナヤンシティで19~25日まで開催中の「ジャカルタ・ファッションウイーク(JFW)2014」に出展した。作品のテーマは「私はインドネシア人」。現代的なファッションを取り入れつつ、伝統文化の要素を失わないよう試みたとその狙いを話している。オスカル氏は「伝統的な継承文化は未来へのステップとなる」と語り、イカット(絣=かすり)、バティック(ろうけつ染め)、ジュンプタン(絞り染め)、ジャワ更紗など、長く受け継がれてきたインドネシアの伝統の技を生かした織物を使った作品を、数多く発表しているだけに、今回の出展作品にもその意図がうかがわれる。