成長率6.0%,インフレ率5.5%に 2014年度予算案可決

成長率6.0%,インフレ率5.5%に 2014年度予算案可決
 インドネシア国会本会議は10月25日、政府が提出した2014年度予算案を可決した。主要指標は①経済成長率は6.0%で、当初の政府案の6.4%、今年度補正予算の6.3%から引き下げた②インフレ率は政府案より1.0ポイント高の5.5%とした③ルピア相場は1米ドル=1万500ルピアと5ケタ台に設定した④財政赤字が国内総生産(GDP)に占める比率を、政府案の2.02%から引き下げ1.69%に設定した。
 歳出は1842兆ルピア(約16兆3100億円)、歳入は1667兆ルピア。当初から歳出は7兆3000ルピア減らし、歳入は26兆8000億ルピア増やした。このほか、原油価格はやや低い1バレル当たり105米㌦(約1万200円)を想定し、原油とガスの日産量は政府目標のそれぞれ87万バレル、124万バレルを据え置いた。