昭和電工の連結子会社、昭和アルミニウム缶(本社:東京都品川区)は7月30日、ベトナム南部のバリアブンタウ省で建設を進めていた新工場(バリアブンタウ工場)を完成させ、7月29日に竣工式を執り行ったと発表した。
同工場は、昭和アルミニウム缶のベトナム現地法人、ハナキャン・ジョイント・ストック・カンパニーの同国3番目となる生産拠点で年間13億缶の缶体生産ラインを持つ。同工場の完成により、ベトナム北部・中部・南部すべてをカバーする3拠点体制を構築した。この結果、生産能力は3拠点合わせ缶体は年間33億缶、缶蓋は同33億枚となる。