英国アストラゼネカ 新型コロナワクチンの日本での治験開始

英国製薬大手のアストラゼネカは9月4日、開発中の新型コロナウイルスワクチン「AZD122」の日本での供給に向け、8月末から臨床試験(治験)を開始したと発表した。日本国内の複数の施設で18歳以上の被験者約250人を対象に実施し、ワクチンを日本人に接種した際の安全性と有効性を評価、確認する。
同ワクチンは、アストラゼネカが英国オックスフォード大学と開発を進めているもので、臨床試験が完了すれば日本へ供給することが日本政府との間で決まっている。