日イ合作特撮ヒーロー「ビマ」高視聴率でシリーズ化へ
インドネシアの民放RCTIで放映中の日本・インドネシア合作の特撮ヒーロー「ビマ・サトリア・ガルーダ(ガルーダの戦士ビマ)」がインドネシアの子供たちの熱い支持を得て高視聴率を弾き出し、シリーズ化される見通しとなった。11月14日には今年の放映予定分の撮影が終了し、12月で全26話の放映が終わるが、来年も引き続き毎週日曜日の朝、「ビマ」を通して正義や友情、家族への愛情などの一つのあり方を発信していく予定だ。
仮面ライダーを手掛けた石森プロと、インドネシア最大のメディアグループMNC(メディア・ヌサンタラ・チトラ)が共同で制作。今年6月に放映開始して以来、視聴率が長寿アニメ「ドラえもん」と並び、同じ日時に他局が放映する人気アニメ「ポケットモンスター」や「ドラゴンボール」を上回る実績を収めたのだ。また、この合作特撮ヒーロー「ビマ」立ち上げにあたり、玩具などの関連商品をバンダイが販売、伊藤忠商事インドネシアがライセンスを管理し、総合的にコンテンツを開発する新しいビジネスモデルとしてスタートしたことも話題の一つとなった。