双日とフレイン・エナジーは11月30日、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)による「エネルギー消費の効率化等に資する我が国技術の国際実証事業」の枠組みにおける「LOHCを用いた水素サプライチェーン確立について(中国・山東省)」を受託したと発表した。
両社は、フレインが保有するLOHC技術を活用し、山東省内の工場で副次的に生産される副生水素MCH(メチルシクロヘキサン)の形に変え、水素ステーションまで輸送、再度水素に転換したうえで、燃料電池車向けに供給する事業の検討に必要な基礎情報として必要となる許認可、関連する法制度および水素需給のポテンシャルなどを調査する。